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大晦日を迎え本年もあとわずかとなりました。日頃より「兜町放浪記」に立ち寄っていただき、感謝申し上げます。今年の大納会は、日経平均株価が17450.77円となり昨年末の水準を上回り取引を終えました。株をやらない人は個人投資家が儲けていると単純に考えるでしょうが、実際今年は立ち回りがとても難しい相場であったと思います。
2014年の日本経済はアベノミクスと異次元緩和、円安傾向の継続を下支えにして輸出比率の高い企業の業績拡大がすすむ反面、個人消費が消費増税の反動減をうまく吸収できず年央にかけ調整色を強めた格好になってしまいました。年末の追加緩和が無ければ恐ろしい展開になっていたと思わざるを得ません。
今年の商いを振り返ると、金融政策を背景とした株式市場への資金流入だけで全体相場が買われるような金融相場には至りませんでした。要するに現状の継続であるアベノミクスと金融緩和だけでは日経平均20000円、25000円という数字は絵にかいた餅なのでしょう。
来年の株式市場を考える上でこの現実は直視する必要があります。あとは個人消費を上手く刺激する施策が必要です。企業の景況感はそこそこ良いのです。
なにより必要なのは株式投資に対する環境整備ではないでしょうか。課税制度を10%課税から20%課税に増税したものを元に戻すべきです。将来の社会保障を補完すべく国民の財産形成に株式投資ほど有用なものはないのです。
日本国の活力の源泉は、日本に存する企業の成長力そのものです。企業が発展し、利益と株価を押し上げ、投資家がキャピタリゲインを得て拡大再投資する構造が資本主義経済の理想形です。これが正常なサイクルであり、このサイクルの示現に忠実なアメリカ経済が世界最強であるのです。
長々と書きましたが、日本ほど株式市場と投資家をうまく活用しない国はないと言い切れます。その点で「失われた20年」を転換させたアベノミクスの功績は大です。すぐにでも手がけるべきは投資家振興策であると声を大にしたいのです。
今年1年間おつかれさまでした。来る2015年も「兜町放浪記」をどうかよろしくお願い致します。これからも「兜町放浪記」は、株式投資を中心に時の政治・経済・文化・社会をテ−マに発信する所存です。読者の方々とともに来たる2015年相場の荒波にめげることなく、皆様にとって有意義なブログでありたいと思います。
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大晦日を迎え本年もあとわずかとなりました。日頃より「兜町放浪記」に立ち寄っていただき、感謝申し上げます。今年の大納会は、日経平均株価が17450.77円となり昨年末の水準を上回り取引を終えました。株をやらない人は個人投資家が儲けていると単純に考えるでしょうが、実際今年は立ち回りがとても難しい相場であったと思います。
2014年の日本経済はアベノミクスと異次元緩和、円安傾向の継続を下支えにして輸出比率の高い企業の業績拡大がすすむ反面、個人消費が消費増税の反動減をうまく吸収できず年央にかけ調整色を強めた格好になってしまいました。年末の追加緩和が無ければ恐ろしい展開になっていたと思わざるを得ません。
今年の商いを振り返ると、金融政策を背景とした株式市場への資金流入だけで全体相場が買われるような金融相場には至りませんでした。要するに現状の継続であるアベノミクスと金融緩和だけでは日経平均20000円、25000円という数字は絵にかいた餅なのでしょう。
来年の株式市場を考える上でこの現実は直視する必要があります。あとは個人消費を上手く刺激する施策が必要です。企業の景況感はそこそこ良いのです。
なにより必要なのは株式投資に対する環境整備ではないでしょうか。課税制度を10%課税から20%課税に増税したものを元に戻すべきです。将来の社会保障を補完すべく国民の財産形成に株式投資ほど有用なものはないのです。
日本国の活力の源泉は、日本に存する企業の成長力そのものです。企業が発展し、利益と株価を押し上げ、投資家がキャピタリゲインを得て拡大再投資する構造が資本主義経済の理想形です。これが正常なサイクルであり、このサイクルの示現に忠実なアメリカ経済が世界最強であるのです。
長々と書きましたが、日本ほど株式市場と投資家をうまく活用しない国はないと言い切れます。その点で「失われた20年」を転換させたアベノミクスの功績は大です。すぐにでも手がけるべきは投資家振興策であると声を大にしたいのです。
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