兜町 放浪記

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2014年07月

銘柄を信じることの難しさ

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今日の東京市場は、102円台後半まで円相場が円安傾向を見せていることから、買い気が勝る好地合いとなるだろう。月末最終商いでもあり、引けにかけて引き締まる可能性がある。今日は戻り高値接近を感じさせる相場を期待しよう。

今週に入り新興市場で値幅取りが活発化している。アベノミクス初動のときのような上げっぷりを演じるものもあり個人投資家の投資余力回復に一役買っている。

何年やっても、株価を突き動かすマ−ケットの判断(材料が評価されるタイミング)を測ることは難しい。今市場で暴騰波動にある(2438)アスカネットだが、今騒がれている材料は約1年前から個人投資家の間でその途方もない将来性が評価され、高値を付けてはひと相場終え、数ヵ月後にまた話題が出ては買われ、また沈むといった往来相場が続いてきた。

現物投資で材料を信じ、しっかりとこの株を握りしめている投資家がどれほどいることか。下がればいち早くロスカットし、上がればわずかな利幅で飛び降りたくなる。早く楽になりたい誘惑をこらえることの出来る者にのみ相場の神様は大きな果実を与えてくれる好例を見るようだ。

昨日1500円ストップ高を取り、大台での活躍が本番のアスカネットを見ていると、銘柄を信じる難しさと大切さを痛感するのである。
(3689)イグニス・・・・・落ち着いた動きに物足りなさを感じる贅沢はやめよう。勝負はこれから。
(3628)デ−タホライゾン・・・・・今日はお祭り騒ぎだろう。今回は持続性がありそうな勢いだ。
(2438)アスカネット・・・・株価は異次元の動き。ザラバの往来で強烈な振るい落としが入る。驚きはこれから。

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「NY離れ」しなくてはいけない

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先週末のNYダウの下落があったにのかかわらず、週明けの東京市場が月曜・火曜と引き締まり4日続伸となっていることが「NY離れ」「東京市場の修正高」への兆しと考えていいのか正念場をむかえている。

これまで約1年調整をしている日本株を尻目に、NY株は常に史上最高値更新を狙える位置取りから離脱することなく、毎月のように高値を取りながら現在の水準にある。

そのNY株にもテクニカル的に本格調整の時が近づいてきていることを肝に銘じたい。これまでのようなNY安=日経安の写真相場から、「NY離れ」する展開を予行演習する必要がある。今がそのときだ。

個人が主役の新興市場に値幅取りの動きが活発化している。人気化している新興株のほとんどが為替や地政学リスクとは全く無縁の「完全内需企業」であり、株価の動きそのものが数秒後の売買動向を左右する単純かつ純粋な市場原理で貫かれる。

新興市場こそ「NY離れ」の要素と資格を持つマ−ケットである。個人投資家にとって、新興銘柄の研究が生き残りの必須条件である。
(9424)日本通信・・・・・増担の試練を乗り越えるたくましさ。「MVNO(仮想移動体通信事業者)関連株は息の長い相場を演じる。
(6871)日本マイクロニクス・・・・・「そろそろリバウンド狙いの好機。」としたが大きくグラついても材料が消滅することはない。
(2121)ミクシィ・・・・・分割落ちで買いやすくなった。蔵が立つ投資家はここに集まる。

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日本人とカジノ考

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昨日の東京市場は、先週末のNYダウの100ドルを超える下落を嫌気することなく小じっかりとなった。この展開は最近では意外でありインパクトのある動きであった。

日本企業の今年度の第一四半期数値が明らかになるにつれ、想定していた4−6期の落ち込みが軽微なものとして安堵感が漂い始めたのだろうか。これまでのNY株高に周回遅れになってきた日本株に少なからぬ買い安心感が出てくることは喜ばしいことだ。

ここにきてカジノ解禁思惑が株式市場の物色先から感じ取れるようになってきた。株式投資好きの御仁の多くは、命を賭けずとも大枚を賭けることに関しては腹をくくった勝負の味とヒリヒリ感がわかる人種と推察する。

人生で負ける快感を知らないお役人衆は、リゾ−ト型のカジノをイメ−ジしてそこから先に想像力がついて行かない。日本型カジノを創造して世界に輸出するぐらいの心意気が全く感じられないのは、官製賭博の域から抜け出そうとする民間企業のエネルギ−を押さえつけるスキ−ムづくりしか頭にないことを見透かされているからである。

日本人がカジノを作れば、パチンコ・パチスロ文化で練り上げられた強烈でハイレベルな射幸心を持続させるマシンが並び、ゲ−セン型ゲ−ムの勝敗で現金換金が可能となる遊びが解禁となればプロギャンブラ−が誕生するかもしれない。

それはどうあれ、FXも、株のデイトレ−ドも大した違いはない。「毎日のトレ−ドのほうがよっぽどアドレナリンが止まらない。」と思える幸せをかみしめたいものである。

(2438)アスカネット・・・・・ようやく本物の大相場になってきた。高値抜けからが本当の相場だ。

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今週の銘柄チェックリスト(7/28〜8/1)

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今週、監視する主な銘柄は以下のとおり。今週は8月相場入りを控え、月内最終週でもあり全般弱含みの展開を予想する。週末のNY株が大きく反落していることで週初は安いスタ−トとなりそうだ。

消費税増税後の最初の四半期決算が各社これから出揃ってくる。増税前の駆け込み需要の反動減は当然のものとコンセンサスが出来上がっていることで、ここで良い数字を叩き出す会社は新聞活字になりやすい。

円相場がこの期間(4-6期)も安定していたことから海外比率の高い輸出関連のなかに想定外の好調ぶりを窺わせる発表が多いように思える。

今週の30日・31日に各社の第1四半期の業績発表がピ−クを向かえる。手持ち株の「持ち越し・処分売り」の判断を迫られる場面に悩まされる週となる。

(6871)日本マイクロニクス・・・・・6000円台前半なら下値は知れているだろう。
(6095)メドビア・・・・・上値を試すとき。
(6094)フリ−クアウト・・・・・実に様子がいい。類似業者は世界のビックプレイヤ−しか見当たらない。
(2438)アスカネット・・・・・今週から力のこもった相場に突入する期待大。

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設備投資関連株

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梅雨明け直後の晴天は体が暑さに慣れきっていない分、体にも気持ちにも堪える。株式市場では例年「夏相場」とか「サマ−ストック」とか掛け声は立派だが、そのほとんどが「夏枯れ相場」となり閑散休業状態となる。

これまでの経験則でも、「甲子園(高校野球)の間は株もお休み」という法則を覆す相場にはお目にかかったことがない。

景気の勢いを表すのが個人消費と設備投資の動静だ。個人消費は、イベントや天候など今現在のフィ−リングや心理が大きく影響する指標である反面、設備投資は先物買いの性格をもつ。半年先、1年先に需要が期待できる場面にさしかかり初めて動き出す。

ここにきて上方修正を出した(6506)安川電機や(6954)ファナックなど設備投資関連の好調な業績が確認されはじめたことは大きな収穫でもある。アベノミクス効果が為替や株など金融面の好転から、ようやく製造業の投資意欲の高まりまでステ−ジアップしてきた証左といえる。

今日の市場の関心事は何と言ってもファナックだろう。値嵩主力株ではあるものの動き出すとピュンピュン値が飛びやすい株だけに当面の市場人気を集めることになりそうだ。
(6143)ソディック・・・・・高技術の工作機械メ−カ−のイメ−ジが強い。このところ上へ下へ忙しいが短期妙味十分。
(6702)富士通・・・・・業績がともなってきた富士通を目に出来るのは何十年ぶりのことか。中長期で1000円を志向する。
(4575)キャンバス・・・・・3月と6月の高値を取りに行く。

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