兜町 放浪記

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2014年04月

逆説的考察

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年齢を重ねてくるにしたがい、次第と音楽から遠ざかってきたように思う。それは自分自身より少し年上のアイドルを信奉することができた中学高校生時分が過ぎ行き、やがてアイドルが自分と同じ学年になり、年下になっていくことで加速していったように思える。

ルックスと実力を兼ね備えた若い歌手が、年を重ねていくうちにア−ティストとして脱皮し評価を高めていけるかどうかには複雑な要素が入り込む。かえってルックスが邪魔をするときがある。本人の意思とは無関係に周り(ファンも関係者も)がアイドル的立ち位置から変わることを拒むことに原因があるのだろう。

そうなると実力派として、またはア−ティストとして認められる要件には逆説的にルックスは標準かそれ以下(うまい言葉が見つからない)が好ましいということになる。実はそこが日頃から思っていたことなのである。

昔は(歌手なのに)歌なんかうまくなくてよかった。しかし歌がうまいだけではどうにもならなかった。

それが今の世は確実に変わってきたと思う。そしてこの変化はすばらしいことだと思う。視覚が入り込んでいた音楽界に、本来あるべき姿である聴覚によってア−ティストが評価される時代にビルドアップされたことを感じるのである。



NY株は相変わらず強い。日本は株安・円高でも国内景気は強い。そうなるとことさら東京株の低迷ぶりが際立つ。「不景気の株高」から「好景気の株安」を着実に歩んでいる気がするのはヘボ投資家の野暮な心配なのだろうか。
(3687)フィックスタ−ズ・・・・・落ちるナイフだからこそ、えも言われぬ刺激がある。100円・200円のショ−トカバ−は瞬間勝負でやってくる。
(3765)ガンホ−・・・・・コロプラとともに下値不安が乏しいディフェンシブ銘柄となる。

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今週の銘柄チェックリスト(4/28〜5/2)

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今週、監視する主な銘柄は以下のとおり。今週はGW気分も手伝い薄商いの中で様子見気分の強い展開となるだろう。長引くの相場の弱さの原因は、大きな懸念材料が無い反面で明確な上昇トレンドを描ききれないため、投資家の失望売りが止まないことにある。

それに拍車を掛けるのが日経平均先物の売買に現物市場が大きく影響を受けることである。たとえ個別銘柄の値幅調整がいいところまで進んでいても、指数にロケット弾がドンスカドンスカ撃ち込まれると更に一段の深押しがあるのではないかと警戒することで手控えム−ドが蔓延する。

日経平均で16000円手前までの上昇から、およそ10%押しの14400円前後は、踊り場にはちょうどいい水準なのであろうか。これまでオ−バ−シュ−トしても14000円割れがあってもすぐに回復してきた。「下値も限られるが、上値も想定できない」そんなコンセンサスが出来上がってしまっている東京市場だ。

個別株は、ザラバの値動きがジェットコ−スタ−ばりの日経先物に影響される分、機敏な売買が求められる。それだけチャンスが増えるわけで10分も揉みあったら上か下か答えが出る、目まぐるしく忙しい相場つきとなりそうだ。
(9424)日本通信・・・・1部市場の主力株では勝負にならない。平気で出来高1億株をこなせる板の厚みは全員参加銘柄としての資格を十分もつ。
(7779)サイバ−ダイン・・・・ロボットス−ツが日経に大きく取り上げられる。株価は6000円台を固めている。上に行きたい気配ムンムン。
(3843)フリ−ビット・・・・材料は日本通信に通じる。目先の需給はこちらの方が軽快だ。

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出来高急増

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今日の東京市場は、週末商いであること、かつ海外市場で株・為替とも前日と同水準となっていることから方向感のない弱含みの展開となりそうだ。

常に注意して監視している銘柄以外のもので突飛高しているものに出くわすとその銘柄のチャ−トと時系列出来高を確認する。それなりの投資歴になると、過去に売買したことのある銘柄が増えてくる。その時の記憶が甦り銘柄の持つ癖と相性で追跡するか・しないかを瞬時に判断する。

いつ・どこにいても時系列出来高もチャ−トも確認できる時代である。ヤフ−ファイナンスの時系列表示は便利でいつも活用しているツ−ルである。

知人・友人から「あの銘柄はどうなの?」と全く忘れていた銘柄を聞かれることがよくある。突如として株価が急伸しはじめれば、個人投資家でも何があったかチェックが入る時代になった。ここ数ヶ月1日の出来高が数万株程度であったものが突如として10倍・20倍・100倍の商いをこなすときがある。

ネット検索ではっきりした材料が見当たらない場合、「おかしいな」となる。業績も会社内容も見るべきものが無い銘柄であればあるほど、何かの力が働いているのではと思惑めいた想像で盛り上がっていくのは投資家の性分かもしれない。今の(8103)明和産業がそのひとつである。
(3687)フィックスターズ・・・・・公募価格3450円、初値9040円と直近IPOとしては順調なスタ−トを切っている。もう一段の上値追いが期待できるだろう。
(6918)アバ−ルデ−タ・・・・フィックスターズと重なる事業内容と好調な業績が見直されていい場面。半導体関連株は市況株の一面があるが、業況は底打ち上昇へ向かっている。

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オバマ来日と靖国問題

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昨日23日夜、東京・銀座のすし店「すきやばし次郎」で安倍総理がオバマ米大統領と非公式に会食したという。同店は飲食店の格付け本「ミシュランガイド」で7年連続で3つ星を得るなど知る人ぞ知る名店らしい。

これまでオバマが過去の日本人指導者との会談などで見せてきたけっして打ち解けているとはいいがたいような態度、表情ばかり報道されて目にしてきたが、昨日の「すきやばし次郎」の暖簾の前で出迎えた安倍総理と握手した表情は実にスッキリとしていたように見えた。その表情に何より安倍総理自身が一番ほっとしたのではないだろうか。

もともと民主党政権時にないがしろにされ、悪化の一途をたどったいた日米関係の修復が政権交代・自民党政権に期待されてきた。日米同盟の強化を掲げてきたのが安倍総理自身であったが、靖国参拝以降、中国の強硬な振る舞いを正当化するようなネタを提供するだけのワキの甘い独りよがりと映っていたのだろう。

米国側から「失望」が表明されたが、本来のニュアンス的には「怒り」であり、「自分の国も守れないくせに余計な火遊びしやがって」というのが本音だったのだろう。

戦争の覚悟も無い日本が、国際法の何たるかも関係ない強盗国家に対し、「どうせ一発の弾も飛んで来ない」と無神経に思い込んでいることに我慢が出来なくなって当然である。米国が何を好んで中国との軍事衝突を望むだろうか。安倍総理はかつての東西冷戦時の対ソ連外交をそのまま対中外交に踏襲するようなら大きな間違いを犯すだろう。

オバマは「武器を持って戦う気が無いのなら、親分の名を語って気安く口喧嘩するな」と日本の指導者に警告しに来たのだろう。自国の大義も他国から見れば迷惑に移ることがあることを今を生きる我々も考慮するに損はない。
(9424)日本通信・・・・・反転時期を探る。テ−マ性十分。
(2438)アスカネット・・・・・下げ一巡感からの買い目。需給改善が進む。材料はここから。

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オバマ来日

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昨日の東京市場は、新興市場銘柄が総崩れとなった。個別銘柄を見ても3月後半に見舞われた急落場面の再現を見るような下落率に虚脱感が襲ってくる。

NY株式、円相場と取り立てて不安材料が出るような動きにはなっていない。それどころかNY株は史上最高値に向けて着実に足場を固めている。買っても売っても儲からない市場に喝を入れる材料待ちといった状態がつづく。

今日はオバマ米大統領が来日する。このところ目立った国内ニュ−スがない平和な国日本では、報道関係者にとっては待ちに待った久々のお祭り騒ぎができる数日間となりそうだ。

日本の歓迎ぶりに対し、大統領がことさら友好ム−ドの演出を避けるような印象を受ける態度が一部で不評を買っているのも事実だ。しかし戦後70年を迎えようとする時間軸の中でかつての敵国こそ、アジアの中で唯一、話し合いで合意がなされ、その契約を誠実に履行する国であることを学んできたはずだ。

米国大統領に対し、どこか救世主を仰ぐような眼差しを向けるのはおかしなことだ。大げさなつくり笑いが不要なほど日米関係は成熟している。あれが無い・これがないと騒ぐのは子供のおねだりのようで見苦しい。
(9424)日本通信・・・・昨日は利食い売りに安い。MVNO(仮想移動体通信事業者)関連株は息の長いテ−マ。全員参加型の鉄火場と割り切りが必要。

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