兜町 放浪記

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2013年12月

大晦日

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本年もあとわずかとなりました。日頃より皆様には「兜町放浪記」に立ち寄っていただき、感謝申し上げます。大納会の昨日、日経平均株価は16291.31円となり年初来高値更新で取引を終えました。多くの方が株を枕に気分良く年が越せることと大変嬉しく思っております。

2013年の株式市場はアベノミクスによる異次元の金融相場に始まり、年央こそ調整色を強めたものの年末にかけ米国の量的緩和終了という最大の懸念材料をうまく織り込み、再び上昇基調に入ろうかとする好地合いの内に大納会を迎えることが出来ました。

アベノミクスに限らず、景気浮揚を目的にするいかなる経済政策も、株高を抜きには成就することは叶いません。常に株高を意識し演出しようとする米国と、不動産市場と株式市場を絞め殺す政策を発動し、副作用で金融経済を破壊した日本とのその後の20年は正に、繁栄と焼け野原、天と地ほどの差が生じるまでになりました。

アベノミクスはそれまでの馬鹿げた政策を否定し、放置されてきた超円高を反転させ、20年余り低迷していた株式市場を見事に突き動かしたのです。この2つの金融市場の変化無しにはデフレ脱却も、日本経済の復活も、そして私達の将来に備えるための消費税増税も実現しなかったことは明白です。

役者(時の政権指導者)にとって舞台の上で最高の立ち回りを可能とするには何が必要でしょう。日頃の鍛錬・稽古はもとより、むしろ芝居を観る者が舞台上の役者をノセることが大事なのです。ノリノリの芝居には役者と観客との一体感がなにより大切なのです。それは今後の政府と国民の関係にも当てはまると思います。

来年は今年以上に、経済・外交と難局が続きそうです。消費税増税実施による一時的な景気の下振れは必ず生じます。あとはいかにソフトランディングできるかにかかってきますし、周辺国との関係を面白おかしく騒ぎ立て、無用の刺激を与え、焚きつけるマスコミにも振り回されたくはないものです。

そのような偏向報道・ミスリ−ドには、その声は小さく世に響くことは無くとも、声を上げていかなくてはいけないと思います。これからも「兜町放浪記」は、株式投資を通じて政治・経済・文化・社会に切り込んで行きたいと思います。皆様とともに来たる2014年はしなやかで力強く立ち振る舞えるようありたいと思います。

今年1年間おつかれさまでした。来る2014年も「兜町放浪記」をどうかよろしくお願い致します。 

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今日は大納会

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東京株式市場は今日の取引で大納会を迎える。「終わりよければすべて良し」。1年の締めくくりに相応しい戻り高値更新の取引となることを期待したい。

ここに来て円相場が再び円安トレンドにベクトルを戻しつつある点が注目される。東京市場が明日から週明け月曜日まで休場となるが、その間に海外市場で円安の壁をテストされる可能性がある。休日中のリスクと、新年相場入りの週明け取引に乗り遅れるリスクとの綱引きが今日の引け際10分間で見られるだろう。

安倍政権誕生から丁度1年となる。もし民主党政権下なら、おそらく今だ円相場は80円〜85円台、日経平均はようやく10000円付近であったであろう。すべてはアベノミクスの肝である脱デフレには手段を選ばないという市場への強い意思の表明と、日銀を押さえ込んだ異次元緩和からはじまったといえる。

その日銀会見に株式市場が度肝を抜かれたように反応し、大相場を演じた。あの全体相場の上げっぷりが、それまで日本人にこびり付いた不戦敗根性を洗い流してくれた。

政治も経済も、事なかれ主義の不戦敗つづきであった日本が、ようやくかつての活力を取り戻しつつある。前に1歩を踏み出す人の揚げ足を取ることばかりに熱をあげるのではなく、国全体で自らも一汗かく意識を共有できれば、来年はもう一段高みに身を置くことができるだろう。
(9104)商船三井・・・・・来年の宝船となるか。円安メリットが株価に反映されなかった唯一のセクタ−が船株。ここは遅れてきた大物に久しぶりにスポットライトあたる。順張り強気。
(3662)エイチ−ム・・・・・ここでのスピ−ド調整は当然。じっくり取り組む株。
(2489)アドウェイズ・・・・・日中足の押し後の戻り急。デイトレ人気を集める。
(3△△1)○○○−○・・・・・売り玉が枯れきってきた。ポテンシャルは新興市場中トップクラス。

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靖国問題における限界を露呈した本日付日経社説

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本日付け日経社説「靖国参拝がもたらす無用なあつれき」をぜひ留め置いて欲しい。このような思考回路が周辺国との関係を現在の状況に追いやった日本のマスコミが犯している致命的な誤りであるからだ。

そもそも、「海外から声が上がることは国内では自重するべきだ」とする思想が外交上かえって歪(いびつ)な関係を助長するにすぎないことを多くの日本人が近年の周辺国の態度から学んだにもかかわらずその学習効果もない。

周辺国(中国・韓国に限定されるが)に対する反日感情を焚きつける「悲しき通報装置」同然の姿勢と、この種の記事内容は一種の病的な「事無かれ主義」であり、どこの国でも抱える近隣国との諍い(いさかい)に対し自国(日本)は率先して目をつぶり、甘受すべきだと大合唱を繰り返す悲しいほどの愚かしさである。

朝日、毎日をはじめとした日本の新聞メディアが中国、韓国批判を一切社説で行わないのはそれが人民日報朝日支局であり、朝鮮日報毎日支局と成り下がっているからである。

今朝の日経社説は「いまの日本は経済再生が最重要課題だ。あえて国論を二分するような政治的混乱を引き起こすことで何が得られるのだろうか。」と主張する。嗚呼日経。この問題は国論を二分してはいない。どこを見ている。貴方の伝える政治的混乱など日本のどこに存在するのか。まず国内の事実認識が歪んでいる議論以前の問題だ。

日経社説執筆者には国論を二分しているというデ−タを見せてもらいたい。二分というからには正式な世論調査で賛成・反対の双方40%以上の数字が取れたものを手にしているはずだし、そうでなければならない。そんなものはこれまで、この問題に関して日経紙上では見たことも無い。

尖閣沖で日本の船舶に体当たりする犯罪行為を「愛国無罪」と称し沸き立つ法治国家ならぬ人治国家に対し、一筆の批判記事も書く事ができない新聞社にもはや何を期待しても無駄である。非は全てわが国にあるのではないことすら表明できないジャ−ナリズムは異常である。これは黙ってはいられないレベルだ。もっと個人が意見を発信しなくては、この国は本当におかしな国に成り下がる。
(3662)エイチ−ム・・・・・押し目待ちに押し目ありを狙う。
(3△△1)○○○−○・・・・・いよいよ号砲が鳴る。

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益出し売り圧力解消、NISA資金が躍動

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今日の東京市場は、これまで市場の頭を押さえつけてきた年内廃止となる証券優遇税制を活用したい売り物が解消し、実質新年相場に向けた買い物優勢の展開を期待したい。

まだ12月の数字が公表されてはいないが、「11月の個人売り越し額が過去最大2兆円」というデ−タでも裏付けられるように、これまで極端な売り姿勢だった投資家も急いで売り切る必要がなくなる。そこにきてNISA資金が株価の上昇に合わせて買いに動く、新勢力となりうる新たなステ−ジに立つことになる。

証券優遇税制の終了と同時に来年1月から始まるの新制度がNISAだ。年間元本100万円までの株式や投信を新規購入した場合、値上がり益や配当が5年間課税されない。非課税枠の上限が夫婦なら1000万円、子供2人まで入れると2000万円にもなる。これまで直接株式購入まで至らなかった資金がリスクオンに向かい、投信などを経由して株式市場に流れ込めば、とてつもない起爆剤になり得るとみる。

昨日まで証券税制変更という特殊な環境下の中で、例年強いとされる12月相場が海外市場が好調な中でも上昇を押さえつけられてきた。その足かせが無くなった今日から、強烈な値幅取り資金の源泉が新たに市場に現れる。いよいよ先高期待が増してきた。
(2121)ミクシィ・・・・・連日の大幅高で投資家に与えるインパクト絶大だ。新値を取るようならGSが相場の肥やしとなったと伝説が生まれる。
(3680)ホットリンク・・・・・直近IPOで成層圏を突破しシコリのない宇宙圏に入ってしまった。
(3△△1)○○○−○・・・・・いよいよ号砲が鳴る。

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問答無用の叩き売りは天与の買い場

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昨日、引け間際(およそラスト1分間)に怒涛の売り物に見舞われた銘柄が散見された。そのほとんどの銘柄は前場から堅調に値を飛ばしていたものが大半だった。その問答無用の叩き売りぶりはまさに天与の買い場を提供してくれたも同然であろう。

この動きは明らかに証券税制変更に伴う最後の駆け込みの益出し売りと思っていい。それも本日約定分をもって明日から市場から消えてなくなる売り圧力だけに、その災難に見舞われた銘柄群は絶好の拾い場だ。

あくまで限定的な政策発動による需給悪化であって、個別企業の悪材料が出たわけでも何でもない下げだ。NY市場が連日の史上最高値更新となり、円相場も104円台でどっしり安定する年末にもかかわらずそれらの動きに逆行するようならいずれ修正が入るのは相場の理だ。

昨日(2121)ミクシィが1000円高のストップ高まで買い上げられた。値動きのいいものにはアグレッシブな資金が結集するスタ−トの狼煙が上がったと見たい。

新春相場の先回り買いが新興市場にはじまる。ストップ高まで買われるものには、必ずその資格を備えていると考えていい。早い者勝ちのプラチナチケット探しのはじまりだ。
(2121)ミクシィ・・・・・GSに対し個人投資家の反撃なるか。見ているだけでも楽しめる。
(6084)オウチ−ノ・・・・・売り物が全く出てこない。売り惜しみたくなるほど先高感が強い。
(3△△1)○○○−○・・・・・完全にコントロ−ルされている動き。暴騰前夜。主幹事野村をなめたらあかん。

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