兜町 放浪記

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2013年08月

機は熟す、すでに「小回り3ヶ月」を経過

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真夏の8月商いも本日で終了となる。まだまだ猛暑が続く日本列島だが夏枯れ相場は最終局面にさしかかってきていると思う。株式市場は与党自民党の参院選圧勝による長期安定政権誕生と政治の安定への歓迎相場が空振りに終わり、日経平均で13000台のボックス圏の上下に終始している。

日経平均の戻り高値15942円を5/23につけてからすでに3ヶ月を経過したことになる。相場の定石である「小回り3ヶ月」を経過し、ボックスを突き抜けるための屈伸運動を行う9月相場となる。

個別株で(3765)ガンホ−が一人気を吐く相場になりつつある。全体相場のかさ上げはインデックス勝負の機関投資家に任せることにして、個人投資家はあくまで個別撃破の戦いになる。ガンホ−は絶好調のパズドラ人気を背景にした直近の業績修正以来、一貫して下落基調を刻んできた。ここ数日の大商いをともなったリバウンド相場は、ガンホ−の新たな芽吹き相場と認識したい。

主力株が調整をつづける中、たとえ野中の1本杉であっても全員参加型の人気株が出現するだけで相場のム−ドが大きく変わる。そのことによって傷が癒えた投資家のマインドにスイッチが入ることは相場の摂理といえる。(3765)ガンホ−のこれからの動きに注目したい。

(3765)ガンホ−・・・・・突如として板を踏むつぶすような大口売りが降ってくるが、そこからすぐに切り返すバネが出てきた。市場のカンフル剤として役割を負う期待銘柄。強気対処のタイミングが今。

シリア情勢に過敏すぎる東京市場

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NY市場が小幅高、97円半ばへの円安方向へのショ−トカバ−基調継続で今日の取引をむかえる東京市場だ。毎度のことだが、外部要因の悪材料には下方向へ過剰に反応するのが東京市場の特性といえる。今回のシリア情勢についてもNY市場の二乗で振れることになりそうな点は留意しておかなくてはいけない。

週末で8月取引を終え、月替わりとなる。ここ数日はシリア問題からすっかり市場から無視されている東京五輪期待だが、関連銘柄にはこの小緩んだ場面で仕込みも面白いだろう。

今日は新興銘柄の値動きの派手な銘柄群に資金が集まりそうだ。

(3656)KLab・・・・・小反発のタイミング。
(4229)群栄化学・・・・この粘り腰は凄まじい。3D関連は息の長い材料だ。

(3668)コロプラ
・・・・・ガンホ−から親離れ出来るか。

シリア問題が金融市場を揺らす

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シリアの内戦が国際金融市場を揺さぶりはじめている。今朝の報道では2〜3日以内にミサイル攻撃による米国の軍事介入があるとの情報もながれてきている。

思えば今から2年前にも、「リビア空爆」でほぼ同様の事態に遭遇してきている。2011年3月19日(土)のフランス、英国、アメリカおよびカナダ、イタリアによるリビアのカダフィ政権に対する空爆実施である。当時この決断を下したオバマ政権が、もう一度武力行使による介入に踏み切るのか、事態は切迫している。

オバマにとって積極的にアラブでの軍事行動を展開することは、将来的にテロリストに米国攻撃の口実を与えることにもなり難しい判断を迫られている。化学兵器の使用が疑われるアサド政権だが、自国民を殺虫剤で虫けらのごとく殺戮する国家指導者に対し話し合いもへったくれもないだろう。

現在の集団的自衛権問題の議論を取り上げるまでもなく、平和と秩序の回復にはやむを得ない武力行使があることを平和な国日本にある日本人が直視する必要がある。

(7261)マツダ・・・TPPにからみ軽自動車の増税が検討されているようだ。業界にとっては相当な逆風となりかねない。売り基調を強める。
(3765)ガンホ−・・・ようやく動きが出てきた。デイトレのたまり場となる。

昔からあるものが

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このところ東証2部銘柄の(4524)森下仁丹が急騰している。オ−ルドファンには、その昔から5〜10年に1度くらいの間隔でひと相場を作ることで知られる仕手株として手がける投資家も多い株である。

ここにきての急騰劇も、あるテレビ番組に取り上げられてとか、ぱっと出の材料に反応したものではないしっかりと需給を読まれたいわゆる「手が入った」上げっぷりの典型であると感じる。仁丹については、現在以下の解説がもっともらしくなされているがその内容でほぼ正解だろう。

【食品や医薬品に使われるシームレスカプセルの技術がiPS細胞による再生医療や放射性物質の回収などに活用できる可能性に期待があるようで、8月中旬の700円前後からは8割強の急騰となっている。いわゆる仕手筋介入の観測があり、値幅妙味が増幅。8割高のうち半分は本日を含めた直近3日間で上げたため、目先は反落があっても不自然ではなく、押し目を狙う姿勢は強いようだ。(日本インタビュ新聞社=Media−IR)】

仁丹のもつシームレスカプセル技術は10年以上も前から、株価が乱高下すると必ず時のネタとしてささやかれてきた材料である。以前(15年くらい前だろうか)、現在の株価推移とまったく瓜二つの相場に参戦した記憶をたどれば、そのときも材料はシームレスカプセル技術だった。ただ当時はその活用法が定まらず、健康食品の充填カプセルとして商品化されていたにすぎず、現在のIPS再生医療関連との切り口など空想の世界にも存在しない時代であった。

実際にこの技術が、IPS再生医療にどこまで関われるのか真偽のほど藪の中である。実はここが大事で、藪の中にいるうちが、思惑的であり最も株価を刺激する。株価が1000円を超えてきた現在の水準では、値動きそのものが魅力を放ち、いつの間にかその中身の真偽は問われなくなるだろう。

「どこまで上がるかわからない。」と夢心地にさせてくれる仕手材料株には不思議な魔力がある。株価の上昇の勢いにまかせてつい成行き買いで大量に買いポジをとるなどリスクを忘れてしまう。仕手材料株こそ「利食い千人力」で挑むことが大切だ。
(2428)ウェルネット・・・・・LINE関連株として継続注目 。
(9501)東京電力・・・・・汚染水問題はもはや手の施しようのない問題。マネ−ゲ−ムとして格好の標的だろうが持ち越しは怖い。
(4524)森下仁丹・・・・・上昇幅にはずみがついてきたが、1300円接近となれば目先の達成感が出てくる。

今週の銘柄チェックリスト(8/26〜8/30)

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今週、監視する主な銘柄は以下のとおり。今週の東京市場は、米国の金融緩和縮小観測から円相場が円安方向にベクトルが向きやすくなってきていることが株式市場の下値をサポ−トすることになりそうだ。ドル/円で100円、ユ−ロ/円で132円への円安圧力を感じとれるようなら輸出関連株には業績の上ぶれ思惑の買いが期待できる。

先週末にかけ、海外の有力企業との業務提携話が舞い込んできた銘柄が大きく値を飛ばしてきている。今週はこうした好材料や将来の大きな可能性を内包した銘柄が一気に買い上げられる展開が随所に出てくる。まさに個人投資家主導のゲリラ戦、短期決戦の資金が流入する候補銘柄をピックアップしたい。



(3656)KLab・・・・・先週末S高まで買い上げられたエネルギ−は未消化だ。米スマホ向けゲーム大手のカバムと業務提携により欧米でスマホ向けゲームアプリを配信すると。投資家が食いつきやすい材料で集中物色されるだろう。
(2497)ユナイテッド・・・・・いよいよ反騰相場の狼煙が上がった。1000円幅を狙える値幅取り銘柄。検索大手バイドゥ(中国)と日本及び中国における業務提携を今秋開始すると発表した材料は、3ヶ月前なら軽く10000円超えがあったはず。
(2428)ウェルネット・・・・・LINE関連株として要注目 。
(3782)DDS・・・・・先週のチェックリストで戻り高値奪還の週になるとしたがドンピシャのタイミング。青天井へ。
(4524)森下仁丹・・・・・これも先週の銘柄。往年の関西系仕手株。先行したバイオ関連株に調整一巡感が出てくれば更に一段高もある。