兜町 放浪記

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2012年05月

一兵卒>>>>>総理大臣

野田−小沢会談が平行線というのか決裂というのか合意形成にいたらなかったらしい。一国の総理がなかなか会ってもらえないほどの一兵卒という名の大人物になぜここまで手を焼くのだろう。小沢周辺の取り巻きはほとんどは正真正銘の一兵卒連中でそれまでの歴戦の重臣には全て逃げられてしまう人物だ。

政治家としての魅力というより、人間としての凄味があるのだろう。足軽も寄らば大樹の陰で戦で命を落とさないためには名のとどろく大将にぶら下がりたい心情は理解できる。駄々をこねれば官邸周辺まで揺れ動くのは多少は影響力が残っているのだろうか。

いずれにしても小沢は党首選挙で敗北している身だ。正攻法の選挙で敗れた以上、党内多数を形成できない人物との評価で十分だ。自分が党首になった時だけは回りが大人の対応をしてくれることを期待でもしているのだろう。

これまでも政治家として悪者風に書きたてられることの多い小沢だが、実際に泥をかぶった事はほとんど無い。東日本大震災の原発対応にしても、東電対応にしても枝野や細野のように国民の前に出てきて、最前線で袋叩きになりながら汗を流すことは絶対にしない。火の粉をかぶるようでは大将の器ではないとの還暦過ぎの勘違い君につける薬は無い。

今の日本に、こういう一兵卒が勤まる仕事はもうない。

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↑ 弱すぎの展開にヤレヤレだ。

弱地合は続く

NY市場が休場となっている。となると買っていいのか売っていいのか方向感がつかめなくなる東京市場。どうせなら9週連続陰線の域に到達するもよし。

今朝のモ−ニングサテライトで韓国・現代自動車の販売台数がアメリカ市場で日産を追い抜いている現状を流していた。映像で見る韓国車が日本車に劣らない結構いいデザインだったことが印象に残った。それまでどこか垢抜けない野暮ったいイメ−ジがあったが、もはやトヨタのエンブレムをつけていればトヨタ車と見間違うほどの出来だ。

韓国や台湾製品は、欧州系のデザイナ−を積極的にヘッドハンティングして、洗練された製品を供給しはじめている。先進的なデザインは商品性能の一部といっていい重要な要素だ。サムソンのギャラクシ−しかり、エイサ−のノートPCしかり。この分野でも日本メ−カ−が完全に遅れをとってしまった。このままでは日本でしか売れない日本製品が増えてくるはずだ。

ハイテクがサムソンにやられ、自動車が同じ道を歩むのではどうなってしまうのか。
(6101)ツガミ・・・・十字足、厳しい局面だが狙い目。
(8103)明和産業・・・・・・この株が個人投資家の指標だ。市場の救世主となれ。

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今週の銘柄チェックリスト(5/28〜6/1)

今週、監視する主な銘柄は以下のとおり。ギリシャ情勢の先行き不透明感から東京市場が世界で最も弱いマ−ケットに成り下がっている。20年ぶりの8週連続陰線となり、「上げる理由のないときは下げる市場」の真骨頂を発揮している。市場心理の好転には為替の反転が一番効く。円高を再度織り込むとしても輸出関連株の代表格であるソニ−が1000円を割れるあたりが目先のいいところかもしれない。

9週連続陰線の可能性が高まっているが、悲観論もそうそう長くは続かない。大きく売られたものほど反発力は大きい。幅ひろく銘柄をピックアップしたい。


(6758)ソニ−・・・・・・4桁割れまでつけないと気がすまないだろう。ハイテク産業の凋落の象徴になっている。
(5214)電気硝子・・・・最近まで2000円のレ−ティングが打たれていた銘柄。今は拾えないがここからは要チェック。
(6358)酒井重工業・・・・5/18上方修正発表。今期予想の数字を好感する展開は必ずくる。
(6755)富士通ゼネラル・・・・収益力回復。海外生産体制充実で為替心配なし。仕手性も十分。
(8103)明和産業・・・・・・この株に元気があれば個人投資家の余力は一変する。市場の宝になれ。
(5912)日本橋梁・・・・・・投げが出尽くし、新しい相場になってきた。流動性に富みデイトレ御用達復活。
(dfb)

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過ちの代償

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人間であれば過ちを犯すことは良くあることだ。日常の些細なことから、望むべくも無い重大事まで、ほんの紙一重の違いでその後の人生を狂わせることになる過ちは意外と身近にあるものだ。

今週、久しぶりにネット民を突き動かした事件が起きた。すでに大半の方ご存知だろう。一般媒体でも報道された相模原市内の中学生が小学生とみられる児童に因縁を付け、泣かせるまでの様子を撮影した動画をインターネットの動画サイトに投稿したことから事態は動き出した。

その動画にはランドセルに黄色い帽子をかぶったどこででも見かける小学2年生の男の子とその子を大声で脅し面白がる制服姿の男子中学生が映し出され、撮影する者の発するかみ殺すような笑い声が入っている。

歩いている男の子に男子中学生が後ろから近づいて故意にぶつかり、「おい、いてえんだよ」と因縁を付ける姿が写されている。男児は途中、「ごめんね」と中学生に謝るが、中学生は「ごめんね? おい、いてえんだよ、おい」としつこく詰め寄ると、男児は泣き出してしまう。それを面白がっている中学生。

誰しも経験あるだろう。小学生時分に制服を着た中学生や高校生がいかに大人びて見えたかを。その時小学生の感じた恐怖はいかばかりかと思うと胸が痛む。小学生が家に帰ってからその時の出来事をどう咀嚼したのか。子を持つ者でなくとも被害者家族のくやしさを我が事のように感じることができるはずだ。

加害者がネットに自分達の顔を乗せる能天気さに恐れ入るが、そこからのネットユ−ザ−の仕事は早かった。中学生の本名、学校連絡先、自宅写真、自宅所在地、親の顔までUPされる。今は過ちの代償を身をもって感じていることだろう。

これまでにも似たような事は人知れずあったのかもしれない。このような幼稚で情けない事が繰り返されるたびに、法的制裁が及ばぬような些細なことに対して、それを凌駕するような社会的制裁が跋扈する陰湿な社会に傾倒していく。彼らの犯した過ちの代償は彼らが決めることができない。未成年であろうが悪事をはたらいた者は、全く関係の無い者からも気が済むまでバーチャルで殴られ続ける。そうした不正義を助長することに一役買った罪は大きい。社会全体の教育力を回復しなければ経済どころの話ではない。

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水準を下がるほど

相場が低迷するとザラバのモニタ−監視する時間が意識的に飛びとびになる。これがポジションと反対方向へなだらかに向かい始めるとき、つい他の仕事に逃げ込み思考を断絶する。こうなる時が、小生がやらかす負けパタ−ンの典型である。

一秒を争う売買ができること自体、相場に変化がある証拠だ。それが分足にして一日を通して横一本棒のような凪(なぎ)状態の展開は実につまらない一日となる。

相場とは水準を下げれば下げるほど、悪材料に打たれ強くなり好材料に反応しやすくなる。今の日経平均8500円台はそろそろ好材料に反応度を高めてくる位置だろう。

為替がドル/円で79円台、ユ−ロ/円で99円台だがそれぞれ80円、100円に乗せてくるだけで相場の地合は上方向に向き始めるだろう。ここ数週間は業績に関係なく売られた銘柄が数多い。地合の好転次第で大きく取れるチャンスだ。

(8103)明和産業・・・・・出来高が見合ってきた。従来型の空売りを呼び込む手法とことなり腕力でカチ上げる展開がくる。
(8001)伊藤忠商事・・・・・地味な動きになってきた。エネルギ−充電中。
(6101)ツガミ
・・・・・波動砲エネルギ−充填中。

↑ 初夏の朝は気持ちがいい。