兜町 放浪記

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2012年01月

円高が進行、SNS関連株へシフト

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円相場が76円前半をつけてきている。97円から102円台に戻したユ−ロも再び100円割れを伺いうごきになっている。東京市場の戻りを演出した輸出関連株から再度買い安心感のある内需関連株に資金か入りやすい環境になってくるだろう。

内需関連株といえば復興需要を享受できる業界に目が行きやすいが、今春にも上場が囁かれているフェイスブック関連ともいえるSNS関連株に魅力的なものが数多くある。まずなんといっても為替の影響を受けない生粋の内需であることと、この時勢で最高益を更新してくる企業が多いことに先高期待をもたせる。米国市場でもすでに先まわりしてSNS関連が人気化しており東京市場も関連株が賑わうタイミングとなってきた。

企業業績の発表もこれからピ−クをむかえてくる。出てくる結果としての数字も大事だが、通期の修正と見通しコメントの強弱感には細心の注意をはらいたい。

(3656)KLab・・・・・SNS関連。分割修正後の株価は買い安い水準に。
(2121)ミクシィ・・・・SNS関連
(4406)新日本理化・・・・相場の手詰まり感はこの株にとって願ったりかなったりの地合。
(6503)三菱電機・・・・・過剰な大騒ぎになっている。

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今週の銘柄チェックリスト(1/30〜2/3)

今週、監視する主な銘柄は以下のとおり。早くも2012年も1ヶ月が経過しようとしている。現在日経平均は8800円に位置している。NY市場があと10数%も上げれば史上最高値更新が可能な高値圏に位置していることを考えれば、いかに世界から取り残されている市場かがわかる。

かつて日本が好景気を謳歌していたとき、米国は貿易赤字と財政赤字の「双子の赤字」をなかなか解消できず、国民は勤労意欲のかけらもないと見下され、当時の日本人から見ればすでに終わった国に写っていた。ほどなく時代がかわり日米の経済状況は逆転し、日本の低迷はすでに四半世紀にわたろうとしている。

そうした日米の現在の状況がいかなる要因によって可能となったのか。小生はその根本原因を金融市場、とりわけ為替市場と株式市場を戦略的かつ政策的に活用する意思と能力の有無の差によるものだったと認識する必要があると考える。

日本の財政赤字は気の遠くなる天文学的数字となり、すでに貿易収支の赤字国へ転落してきている。入ってくる金より、出て行く円のほうが多いわけで実需の円需給を見れば今後円安に振れるのが自然の流れである。

世の中にはその自然の流れに抗するものが存在する。それが投機筋であり、「通貨安戦争」ともいえる各国の国益と利害を代表するエゴである。長期にわたる円買いバブルが日本の実態悪をいつ織り込むのか。株式市場はその動向次第で大きく居場所を変えてくるだろう。

今週はこれまでの上昇ピッチが早すぎた反省から売り物が出やすい週になる。これまで相場の流れに逆らって短期調整してきたSNS関連株に注目だ。米国でフェイスブックの上場も刺激になるだろう。何より業績が絶好調にもかかわらず主力株が戻すというだけで一気に売り込まれた銘柄が多く調整完了として人気化する可能性が高い。

(3632)グリ−・・・・・・フェイスブック上場が刺激材料に。
(2432)ディ−エヌエ−・・・・グリ−同様
(6103)オークマ・・・・1/31の決算発表がどうか。目先利食い千人力で売り。いい数字なら追撃。
(5214)日本電気硝子・・・・空売りのお得意様。700円−800円のゾーンで安心生活。
(dfb)

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↑ ギリシャが片付けば日経平均9000円回復はすぐだ。

週末の一服も必要

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相場の腰は強い。ほとんどの銘柄がサコロジカルでも大きく勝ち越している。これまでの調整局面のトラウマで「もう下がるだろう」と売ってはみたもののちっとも下がってこない強地合だ。そんな相場でも結局海外頼みで、海外が大きく下げてくれば、一日でム−ドが一変するのは簡単な東京市場であることに変わりは無い。

欧州不安のニュ−スがこのところ一服していることがユーロの小戻しを演出してくれているが、累積売買高が多い8800円〜9000円のゾ−ンを抜けるにはNYの上値追いとドル/円の78.50抜けが欲しいところだ。個別ではコマツが12連騰したように、海外の景気回復を享受できる国際優良株に触手が向く環境になりつつあることは市場のコンセンサスだろう。

各企業の第三四半期の業績発表がはじまってきている。通期見通しの修正を読み、織り込み済みに賭けるのか、サプライズに賭けるのか。今日は下方修正した(6305)日立建機や観測記事がでている(6665)エルピ−ダメモリ−などの動向が注目される。

(6103)オ−クマ・・・・週末を控え利食い。
(6665)エルピ−ダ・・・・・今朝の日経記事をどう消化するか?。現在の悪材料への感応度を確認するには重要な日だ。

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買い意欲が旺盛

いよいよ日経平均9000円台回復が射程にはいってきた。いかに為替の安定感が株式市場の買い安心感につながるかがよくわかる。買い方の回転が利いている質のいい上昇相場だ。

仕手系材料株物色にはじまり、震災復興関連株、景気敏感株、為替のショ−トカバ−から輸出関連株の主力どころまで大きく水準訂正の動きを見る限りきれいな循環物色の様相となってきた。セクタ−別でも商社・海運が着実に上値を追い、コマツ・トヨタ・ユニクロが力強く買われるなど日本買いと表現していいような展開が続いている。

米連邦公開市場委員会(FOMC)がゼロ金利政策を2013年半ばまで維持との現在までの政策を2014年まで延長すると声明文を発表してきた。今回驚いたのは、それに加えインフレタ−ゲットを2%に設定することも明言するなど景気刺激というより何が何でも経済を活況にもっていくという米国の強い意志を表すものと理解できる。

アメリカは実体経済さえしっかりしていれば欧州危機は吸収できるとわかっているのだろう。ドル安誘導も政策的に有効に機能し、国内産業が立ち直り雇用を創出していることはオバマが選挙戦で語れる唯一の成果であろう。つい2週間前まで日経平均8000円割れ説を多くの証券関係者が語っていたがそれも一変し、今では10000円回復シナリオを語れるほどマ−ケットの心理は好転してきている。

ここからはいよいよ主力株が相場の柱にならないといけない。新日鉄、重工、日立、東芝、三菱商事、東レ、信越化、メガバンクなど大物が日々2%以上値上がりしてくるような展開になれば本格的な景気回復感を実感できるはずだ。

(4406)新日本理化・・・・相場全般が力強いものになってくると、仕手株からの乗り換えの動きがでてくる。予告の1/24以降が振るわない展開になれば利食いが先行することも考慮しないと。
(6665)エルピ−ダメモリ−・・・・今朝の日経で再建案が進展している報道あり。
(6103)オ−クマ・・・・機械株の出遅れ

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上値が重いと見るか底堅いと見るか

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復興関連株と仕手系材料株物色がうまくミックスしながら、日経平均は8800円付近まで戻りを達成している。全体相場は、ここ数日目先の買い疲れ感から一服状態だがこの展開は底堅いとみるべきだろう。欧州問題は今後も波乱要因であることに変わりはないが、もう1年近くも株式・為替市場の撹乱要因となっているためそろそろヤレヤレ感が金融市場に現れはじめたと見たい。

円相場がドル/円で77円後半に、ユ−ロ/円で101台のせと静かにトレンドの変化を感じさせる動きが見られる。連日個別に強いと思わせる銘柄が多数あり、市場のムードは先高感が強い。

「節分天井彼岸底」というが節分頃まで買いで取れる展開が継続するとよむ。特に景気敏感株の商社・設備投資関連の機械を中心に大きな押し目を入れないジリ高についていきたい。

(6103)オ−クマ・・・・・連日強い動き。派手さは無いが、ツガミが増資絡みで動きがとれないこと、牧野フライスが格下げの余韻を引きずっていることを考えると、この株に資金が集中する可能性がある。
(6665)エルピ−ダメモリ−・・・・しっかり反転してきた。一般紙を中心にセンセ−ショナルな報道で痛めつけられたが落ち着きをとりもどしてきた。
(8001)伊藤忠商事・・・・・商社株と海運株がにわかに動意含みとなってきた。ともに中東情勢を逆手に材料の解釈がされはじめており注目だ。
(6754)アンリツ・・・・・・出遅れ顕著。
(9678)カナモト・・・・・実態の確かな震災復興関連株。上昇が急だが、東北地盤で建機リ−スが堅調。

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