兜町 放浪記

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2011年07月

今週の銘柄チェックリスト(8/1〜8/5)

今週、監視する主な銘柄は以下のとおり。今週も基本はデイトレ100、スイング0で行く。
週末NYは続落基調が継続し、8月2日に期限が迫る米債務上限引き上げの問題への警戒感がピ−クに達している。週初はNY安の影響と円高を嫌気して始まるのではないか。76.70円の為替も株価が暴落でもしない限り、当局は無策の傍観姿勢となるだろう。例年8月は甲子園が始まる頃になると閑散相場の陰の極といった感じの相場になる。ロスカットも機敏に行いたい。
物色先は東京電力株を中心に、為替の動向次第で輸出関連の売り気が強まるだろう。
(9501)東京電力・・・・・リップサ−ビスは全く期待できない。取り組みが甘くなると下げ圧力が一気に膨らむ。
(6665)エルピ−ダ・・・・・為替の先行き注視。売られすぎ。
(4205)日本ゼオン・・・・じり高継続。売りは怖い。

週末も豪雨災害が続く。これだけ甚大な被害が流されているのに政府当局の反応は鈍い。原発災害で政府の危機管理体制が機能不全を起こしている様だ。官邸には無力の王様が居座っている。声をあげないということは政府を信任しているのと同じことだ。市民階級が主となって時の政府を倒した経験の無い民族が生み出した光景がここにある。(dfb)
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↑ ぴこっとしてやって下さい。

プラザ合意から四半世紀

週末の外国為替市場でドル−円で76円半まで円高が進んでいる。今から四半世紀前の1985年9月、為替に関する歴史的な合意がG5でなされた。世に言うプラザ合意である。1985年といえばPL学園が桑田・清原が甲子園で活躍し、阪神タイガ−スが21年ぶりに優勝した年である。そのとき多感な学生生活を送っていた小生にとっても当時の世情ははっきり記憶にとどまっている。当時はバブル前で景気は決して良くなかった。しかし商品が適正価格で流れデフレや無理な価格競争もなく、金融商品の金利も5%〜7%という時代であった。

プラザ合意のニュ−スを新聞記事を読んで、これは将来の教科書に載ってくるような歴史的合意なんだ、と妙な高揚感を感じた記憶がある。為替が1日20円変動したこともさることながら当時の円相場が235円だったことに隔世の感がある。

週末の76.70円前後という水準をどうみるか。プラザ合意から円の価値はドルベ−ルで3倍となった。(ここでは購買力平価についての議論をするつもりはない。)今更25年前の物差しで物事を計っても何の意味も無い。当時と世情が異なる点は為替が完全に金融商品の一つになってしまったことだ。いわゆる産業ベ−スの実需の為替取引で円相場が動いていない、あるいは相場の方向観に影響を与えていないことは誰の眼で見ても明らかである。

為替だけを扱って利益を得ようとするものが、物を作り、物を移動し、物を販売して利益を得ようとする者の交換価値を上下させるのである。この理不尽さは如何ともしがたいし、グロ−バル化のなかにあって、何を寝とぼけたこと言っているのかと指摘もまた分からないわけでもない。

プラザ合意以降、為替が経済力のある国とない国の価格競争力の均衡を図るために利用されてきたことは否定できない。しかし、今日の事態はこれとは完全に異なっている。今の円高は、通貨安競争の中でひとり生真面目な国の通貨が独歩高にも何の抵抗も無いことで、もてあそばれているかのようだ。(dfb)
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↑今日の関東地方は涼しくてありがたいです。

4日間で40%調整した東京電力

7/22のザラバ高値643円から本日ザラバ安値381円までじつに40%の調整をした東京電力。その間これだけ大きな値幅の調整を強いられる新たな悪材料がでてきたとは思えない。後講釈になるが、26日に原子力損害賠償支援機構法の修正案が衆議院特別委員会で可決されたことをきっかけに、その中身の文言一部に、東電が資金援助を機構に申し込む場合、「株主その他の利害関係者に対し、必要な協力を求めなければならない」という条項が加わったことが不安心理をかきたてたようだ。「必要な協力」とは何ぞやというところで、売り方が一気に巻き返したというのがほぼ正解に近いと思う。

「必要な協力」が減資なのか、無配継続なのか市場の想像力にまかせますということか。これだけ派手に短期間に居所を変え、かつ流動性に富んだ株式は無かった。そういう意味で株価が1000円まで戻さなくても、それ以上の投資成果を上げている投資家も多いことだろう。保有期間とリスクが正比例する投資対象であることを肝に銘じてあたらねばならない。

株価的にはまた振り出しにもどってしまった。しかしその分さらに魅力が増してきたとみる。4日間で40%下落するにはそれなりの理由があっていい。この間の下落は、平家が鳥の飛び立つ音を源氏の襲来と勘違いし怯えて逃げたようなものだ。

相場の下げ足は上げの数倍早い。上昇の速度が鈍れば即売り場と化す。上だけ見ていては儲けることはできない。(dfb)

(9501)東京電力・・・・・・500円回復にはそう時間はかからないだろう。
(4205)日本ゼオン・・・・この強さはまだまだ続く。
(6665)エルピ−ダ・・・・・もう一仕事の準備要。
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↑ピコピコしてください。

節電の夏を楽しむ

節電という名の国民運動が真っ盛りだ。ここ数年でク−ルビズは着実に浸透し、節電の今夏についに当たり前のこととなってきたようだ。それでも室温30度近い中での仕事着としてはまだつらいものがある。ス−パ−ク−ルビズの先駆けを自任する小生だが、まだまだ周囲の理解はない。時代がついてくるにはあと数年かかるだろう。少しでも涼をもとめて行動するのが大人の夏を愉しむたしなみだ。

炭酸飲料が復活している記事がでていた。節電による室温上昇がビジネスの転機という。小生も少し前に炭酸水を勧める記事を書いたが無糖・カロリ−ゼロなのがいい。飲むとサイダ−の類と変わらない後味が不思議でいまでは1日500ミリボトルは必ず消費するほどのやみつき状態だ。甘くないのでビ−ルと同じタイミングで消費することが可能で、小生の中ではいずれ炭酸飲料でトップシェアを争う可能性を秘めた製品だと思っている。ミネラルウォ−タ−の50%に炭酸が入るようになれば市場構成が大きく変わることだろう。(dfb)

(9501)東京電力・・・・・コツコツ仕込み開始。510円前後で祭りのチケットを購入した。怖くなったら飛び降りればいいだけのことだ。
(4205)日本ゼオン・・・・800円乗せ達成。この株にはある種の力が加わっていることを感じさせる。
(8001)伊藤忠商事・・・・・900円台に値を飛ばしてきた。総合商社はどこまで買っても割安だ。大手の中では伊藤忠をおさえておけばいい。
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↑涼を求めてプチッとしてください。

エルピ−ダメモリ高寄り

今日は、先週よりコツコツ仕込みを入れてきたエルピ−ダメモリの利確のタイミング朝一から計っていた。今日は一日外出していて、PCではなく携帯からの注文になるので取引前から800円で指そうか迷っていた。仕事中、ザラバが監視できない時に限って、思惑通りの動きになるものの反対売買の好機を逃すことが大いにあるからだ。

エルピ−ダは朝からしっかりで始まったものの、全般調整色の強い展開でじりじり伸び悩んでいた。時を同じく東京電力も同様で朝寄りは高い始まりだったが、その後急落、一時500円を割れてきていた。携帯は東電とエルピ−ダを交互にピコピコ。東電を510円付近で買いたい欲求が膨らんできたが、エルピ−ダに今日の東電の残像が重なってくる。ジワジワ恐怖感が襲ってくる。高寄りの後、買値を下回る水準までブッ叩かれるのではないか?
結局午後766・765・764・763とアロ−ヘッドが仕事をきちんとやるかの確認をすることにした。寄りでそこから20円高いところがあったわけで、まだまだ甘いと反省の一日だ。(dfb)

(9501)東京電力・・・・・・ここにきてボラが大きくなってきている。引けで前日比いくらになったかは追うだけ野暮というものである。売っても買っても決済の場面はすぐにくるから凄まじい。あとはどこで満足するかの世界となってきた。
(6665)エルピ−ダ・・・・・ファイナンスの中身確定。明日以降どう動いてくるか?反動安は当然買いでいい。
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