兜町 放浪記

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2011年03月

日本への震災支援

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今回の大震災にたいして、諸外国からの多くの支援が寄せられている。これまで日本が、積み上げてきた人的・経済的援助がそれなりの評価をされていたことの裏返しであろう。

とりわけメディアは、日本は良いことをしても諸外国から評価されない国との宣伝が好きだが、決して豊かでない国からも救援物資が届いていることを記憶に留めておきたい。

たとえば発展途上国の中でも最貧国と紹介されることもあるバングラディッシュからは毛布2000枚、ゴム長500足が届いた。中国のゴム手袋325万組、毛布はインドが2.6万枚、ロシアの1.7万枚等などと比較する気は毛頭ないが、各国の国情を察するとこういう小さな国から支援に敬意と感謝の念を禁じえない。

台湾では4時間のテレビ番組で21億円の義援金が集まったと聞く。日本の平時にこれだけの義援金が集まるのだろうかと考えさせられる。

つい最近あった、隣国の自称大国と称する国が、ちっぽけな島について居直り強盗以下の行為をはたらくことの愚かさと滑稽さを思い出し、今回のバングラディッシュや台湾など、情報量の少ない小さな国であっても日本人にとって大切な友人であることを忘れてはならないことを肝に銘じたいと思う。

(8001)伊藤忠商事・・・・・・売りたい株ほど良く上がる
(4205)日本ゼオン・・・・・・上値追いのオ−ラ
(6506)安川電機・・・・・・・・大台達成一服
(9501)東京電力・・・・・・・・材料欠乏パワ−不足

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商社株が総決起の展開へ 

NY市場の強さを受けて、原発と東電株を横目で見ながら商社株が堅調に推移している。
当ブログでも商社株のポテンシャルについては何度も触れているが、震災復興相場のリ−ド役となることだろう。

NY市場が堅調基調を保てば、今後は、個別に値を飛ばす相場展開となり、「値動きのいい銘柄に資金が集中する」ことになる。
あらためて以下の銘柄の目先の動きについていきたい。(dfb)

(8001)伊藤忠商事・・・・・・900円〜大台は足が速くなりそう
(8002)丸紅・・・・・・・・・・・・商社低位で資金が入る
(4205)日本ゼオン・・・・・・昨日触れたが上値を伺いたいオ−ラあり
(4208)宇部興産・・・・・・・・業績安心の低位株
(4042)東ソ−・・・・・・・・・・仕手性を備えた低位材料株

(9501)今、東京電力は買いなのか?(その3)

東京電力は今日で連続S安となった。今日の動きは逃げようのない大引けでただただ傍観する以外なかったホルダ−がほとんどだろう。

小生も昨日たっぷり相場の肥やしとなるべく、火遊び買いの玉が手の内にある。長いことやってれば事故も事件もあると割り切るしかない。落ちていく人生もまた快感である。

今後の原発の状況を語る、楽観論も悲観論もすべて推測であり、合理的判断は現状不可能である。
今現在の現実として、投資家の下した判断は566円でも東京電力株を手放したい向きが大多数だったことである。

明日以降、売り物が一巡したときの反発力を見てみたい気がする。「国有化」など最高の殺し文句がかけめぐっているが、そもそも大震災をきっかけにした事故であり、極刑が妥当かどうかはすぐに結論を出すには違和感を感じる。

市場のリンチは当面つづくだろう。(dfb)


(9501)東京電力・・・・・・火遊びで瀕死か
(8001)伊藤忠商事・・・・売り買い両面しっかり
(4205)日本ゼオン・・・・不気味な足取り
(4208)宇部興産・・・・・・要監視

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震災被害からの商社のディフェンシブ性

この休み中に次のような原油価格の見通しが流れた。

【直近高値へ挑戦、3ヶ月以内に130ドルとの見方も】

 週間想定レンジ:102.00ドル〜112.00ドル

中東情勢への不安が続き、買い方有利な展開。JPモルガンは石油輸出国機構(opec)が原油供給量の低下に対処できない場合、原油価格は3ヶ月以内に130ドルへ上昇する可能性があると予想している。経済指標等で世界経済の回復に対する大きな失望が出なければ、再び直近の高値更新に挑戦する展開が予想される。(byフィスコ)

もしこの見通しが現実のもとなれば、おのずと商社株の居所が変わっているはずであろう。当然、130ドルに上昇過程でNY株が嫌気売りから崩れる可能性も否定できないが。

今回の震災を受けて「原発から火力の流れになる」と言えばあまりに短絡的すぎる説明だが、大手商社は復興需要とあいまって資源・エネルギ−高を満喫するのではないだろうか。

明日は多くが配当落ちだが、権利を取った向きが降りたがる日でもあり、大手商社の値持ちが今後の先行きのバロメ−タ−となるだろう。(dfb)

(8001)伊藤忠商事・・・・・買い安心。配当取り。
(9501)東京電力・・・・・・・S安で火遊び買い。どうなることやら。
(6506)安川電機・・・・・・・もうダメだろうと何度も思わせる株

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「お墨付き」の文化 

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震災発生以降、早朝から災害情報番組のオンパレ−ドである。その中でも原発災害への日本政府の対応が焦点になってきている。

ジャ−ナリストか局アナか番組司会者か単なる進行係りか、はたまたクレ−マ−か野次馬かの判断は避けるが、一様に「安全か安全ではないのか、はっきりしてほしい。」と政府関係者・国会議員・何とか研究所・○○大学の先生方から「お墨付き」の言質を得ようとするのである。どう考えても、とても現状では無理な話ではないか。

ある番組では何を思ったか、災害支援に来日中の現場のアメリカ人医師に「日本政府の原発対応の遅さをどうおもいますか?」と質問し、「日本政府は事態をコントロ−ルしている。」と冷静な回答しか取れないのがわかると、米人医師以外の4人の日本人先生方が一斉に政府の対応批判をはじめ、米人医師は不思議顔をしていたのである。この姿こそ、日本のマスメディアのレベルを端的に示す場面にほかならない。

災害状況は刻々と変化するのである。現時点で最良の判断を下しても、半日後には最良ではなくなることも考えられる。いつから私たちは、一度の決定を状況に応じて自在に変えられない、変えることを許さない文化をつくりあげたのか。

臨機応変に変化することを「ぶれる」と表現する硬直性が、政府の大局的判断の自由度を狭め、「生きぬく」という最も重大で自己が負わねばならない責任を他人(国家・政府)に選択してもらわなければ生きていけない無意思の国民をつくりだすのである。

震災直後の政府批判は憂さ晴らしと同等に聞こえる。私たち日本人の中にある、許容できる「自己犠牲のキャパシティ」は必ず今回の震災を乗り越えられるものであると信ずる。

(9501)東京電力・・・・・・週明けも激しい相場
(8001)伊藤忠商事・・・・配当取り。じっくり取り組む
(6506)安川電機・・・・・・この強さ本物の予感
(8031)三井物産・・・・・・この打たれ強さ

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