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昨日の東京市場は前日の急反発の警戒感からか日経平均は終始小幅な動きとなり9.24円安で大引けを迎えた。23日のNYダウが小幅安となっているが、方向感のない日本株にとっては本日も下値を試したい圧力に悩まされそうだ。

株式の売買単位の100株化推進に伴って、かつての低位株が1桁下駄を履いた株価になってしまった。海運株といえば昔から言わずと知れた低位株の巣窟だったが、株を始めた30余年前の思い出の株がジラインである。

若い投資家や最近株をはじめた投資家はジラインを知らないだろう。昭和の大手海運会社、ジャパンラインの短縮形の言い方だが、常に東証1部の中で最安株の役者だった。投資資金が少ない初心者はどこかでこの株を握り締めたことがあろう。

ジライン、にっかつ、住友石炭、三井山、金商又一。どれも100円前半の株だったが、その動きを新聞の△▼を追うことにゾクゾクしていた頃が一番株が楽しかったように思う。
(4385)メルカリ・・・・鳴り物入りで上場したユニコーン企業だったが黒転決算を打ち出してきた。市場の反応が楽しみ。
(1911)住友林業・・・・住宅メーカーが需要を伸ばしている。木材価格の高騰を跳ね返す上方修正だ。

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