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先週末の東京市場は日経平均が9.83円安となり僅かばかり29000円を下回り終わっていた。マザーズ指数がかろうじて5連騰となっており個人投資家には十分楽しめるマーケットになっている。

かつて証券会社の営業店舗は大通りに面したビルの1Fでガラス張りフロアが主流であった。サラリ−マンが昼休みの食事を早々に終えて、証券会社のソファに腰かけ、株価ボ−ドの前で業界紙を読む姿が珍しくないのが都心店舗では見慣れた光景だった。

それが最近では大型店舗がビルの1Fから消え、2F、3Fへと上っている。すでに証券業が来客ビジネスではなくなっているからだろう。

私が出入りするビルの証券会社には、今でも近所の商店主のようなスーツ姿ではない株好き投資家が(何十年も顔ぶれが変らない)株価ボ−ドを見にやってくる。昭和、平成、令和の証券市場を知る面子だ。「まだ、元気でやってんだ。」とすれ違うたびに感じ入る顔たちだ。
(4198)テンダ・・・・IPO2日で初値から大幅にディスカウントされているが妙味たっぷりだ。
(2413)エムスリ−・・・・コロナ禍でも高成長だが、投資家の目が慣れてしまった。それだけで売られるのも間違いだろう。

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