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連休明けの東京市場は小幅ながら続伸となり日経平均は10連騰となっている。テレビの相場解説で「過熱感」なる死語を聞いて笑ってしまったが、22000円レベルで過熱感はないだろう。

消費税の増税がいよいよ目前になっている。過去の増税騒動の時には高額商品の駆け込み需要が発生していたが今回は様子が異なる。上げ幅が2%というもので買いだめ意欲も熱が入らないのだろう。

それよりも政府のバラマキ策が控えていることが大きい。クレジットカ−ド決済などを利用すれば最大5%のポイントバックが9ヶ月間も控えている。

これを享受できれば消費税は実質5%に減税となるに等しいことになる。本物の駆け込み需要はこの期限限定措置の終る9ヶ月手前から盛り上がることになる。どうして1年では無く9ヶ月なのか?オリンピックのお祭り気分でそこまで持たせれば個人消費減もうやむやになるだろう、との深謀が見え隠れするから面白い。
(6758)ソニ−・・・減益予想でも年初来高値なのが外人買いの証。
(7752)リコ−・・・精密株の中で最も厳しい局面を通ってきた株。その分、垢落としを済ませている。

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