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けさの朝刊各紙に横浜銀行と千葉銀行が業務提携する記事が大きく掲載されている。地銀の雄ともいえる両行が「犬猿の仲」とまで書き立てられるほどのライバル関係にあったことは良く知られており、奪い合うより分かち合うほうが生き残りには最適解と踏んだのだろう。

ここ10年でメガバンクの統合が一巡し、地元密着で着実に稼いできた地銀にもその流れが押し寄せることになる。貸し出し金利で食えなくなり、ATM手数料なども今後はキャッシュレス社会の到来で採算が取れなくなってくる。

利用者にとって金融機関の統廃合は不便を強いられるものである。メガバンクで進んだ大型合併では、利用者の多い駅前の競合店舗が統廃合で着実に減少し、窓口の待ち時間は増え、ATM前の行列は長くなった。

職業としての銀行員のステ−タスも、リストラやコストカットの影響で「安定した職業」の代名詞ではなくなりつつある。地銀の生き残り競争が激化するのはこれからが本番だ。
(4431)スマレジ・・・・高値からの下降トレンドの途上で下値を探る展開になっている。業績は着実で押し目は狙える。
(7035)and factory・・・・12日に予定される決算発表で波乱が無ければ買い目となろう。

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