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昨年末に起きた世界の金融市場が大混乱の際、NYダウと日経平均が揃って大底を叩いた時、原油価格もまた大暴落と表現できる下落をしていた。

世界同時株安に影響をうけた世界経済の先行きを懸念したのか、シェ−ルガスといった新エネルギ−の台頭による需要減を織り込みはじめたのか、或いは国際政治上の産油国を支援するスキ−ムが地政学的に邪魔になりはじめたのかは判らないが原油価格は1バレル42ドル台に下がった。

そのときは投資家の目は株価指数に集中し、原油価格の動向はほとんど取り上げられなかった。しかし、そこからの相場反転度は株式指数を大きく上回るタフな展開となっている。

どのみち、わが国は天然資源を持たず、それらを売っていただけなければ全国民が江戸時代にタイムスリップすることになるし、水と山しかない最貧国であっても何の不思議も無い島国である。

だから政府・日銀主導の円安デメリットを相殺してくれる資源安はまさに神風のはずだ。数ヶ月前のあのときに誰一人、資源価格安を歓喜した者はいなかったことは昭和の時代背景に必ずつきまとった「資源を持たない恐怖感」も存在しないということか。

世界で最たる資源輸入国がこのような反応を示すことは、市場メカニズムに照らして果たして理にかなった解なのであろうか。「原油価格よりダウが下がった方がよっぽど怖いだろ」とは投資家の解であって、日本経済の解ではないように思えるのだが。
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