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今朝の日本経済新聞の見出しは「賃金水準、世界に劣後」である。来月には新社会人となる人たちが記事を読めば「凄い世界に飛び込まなくてはいけないな」と覚悟を迫られる内容だ。

戦後の日本経済の成功の陰に隠れてきた真実であろう。もっというなら日本企業は通貨安と低賃金と労働者の忍耐に支えられた価格競争力のおかげで、海外市場を総ナメしてきたと言える。

そのように言えば、「製品力(品質)で海外メ−カ−を圧倒してきたことも事実」と反論があろうが、高品質なものを「高く」売ってこなかったのは、差別化の中心に「価格競争力」を据えてきたからに他ならない。

通貨安を許されなくなったプラザ合意以降の日本経済の長期低迷で、その後の日本経済のよりどころは低賃金と労働者の忍耐だけになってしまった。

高度成長期を経験した日本人は、自らを勤勉で長時間労働に耐え、外国人は怠け者で仕事もできないといった考えで括るようになってしまった。そんな迷信を抱えていてはより効率的で密度の濃い仕事をする外国人には到底かなわないだろう。
(4563)アンジェス・・・・バイオ祭りが意外に長期化しそうな環境にある。リ−ド役として外せない役者になってきた。

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