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今日の東京市場は一時のような米朝首脳会談の行方に固唾を呑むような地合いでもなく、底堅さを確認する展開となりそうだ。日本の安全保障を脅かされるような地政学リスクを株式市場がいちいち気にしなくなってきている。
今朝の日経紙に遺伝子治療の材料でアンジェスが急騰していることが取り上げられている。サンバイオ・ショックでバイオ関連株への信頼が吹き飛んだはずだが、連日の大幅高で材料に飢えた個人投資家の回転売買が活況である。
それまで新興バイオ銘柄の中でも、値動きが鈍重なイメ−ジが強かったアンジェスの変貌ぶりには驚かされる。
そんなタイプの銘柄が一気に需給をひっくり返すような大量の買い注文が流入したことでこれまでの値動きに慣れた投資家が一掃されて、売りたい投資家も、買いたい投資家も欲張りな指値を入れるようになってきたことでボラティリティが大きく仕手化している。
アンジェスのような株が出て来て、大儲けでなくても、小儲けでも相場の流れに勝てなかった投資家が利食えるチャンスが豊富になってきた。春を前に取引しないとはじまらない展開となってきた。
（4428）リンク・・・・株価は物色人気が続く。値動きが荒いことでデイトレが流れ込んでいる。
（3556）リネットＪ・・・・右肩上がりのトレンドは崩れていない。スピ−ド調整は当然。
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