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昨日の東京市場は小幅高となった。ドル/円が110円手前まで回復してきたところで日経平均は21000円手前でガス欠状況に変化が無い。

日経平均は心理的な節目・壁を作ってはそこで2、3ヶ月停滞して我慢しきれず下に突っ込んでから壁を破る動きをする。過去の週足チャ−トがそのクセを丁寧に記録してくれているから今回も21000円どころでその動きをはじめたと解釈している。

全体相場は3月期末を控えて大きく跳ね上がることはないだろう。結局、個別株でつなぐ展開となるが、個人投資家のエネルギ−の向かいどころに有望銘柄が浮上してきた。ここまで大暴落の表現にふさわしい下げを演じてきたサンバイオだ。

昨日も商いを集めて活気を取り戻していた。マネ−ゲ−ムとはいえ、1週間前までは12000円を窺っていた株である。「この下げが今日も続くのか。」と株価を見ないで過ごしながら、とうとう「もうだめだ。」と踏ん切りがついて株を手放した途端に株価は反転を開始するから不思議なものだ。「コツン。」と音が聞こえた投資家が群がってくるだろう。
(4592)サンバイオ・・・昨日の201円高を物足りないと見るか。この水準ならば恐怖より魅力が勝る。

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