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昨日の東京市場では昭和電工や東海カ−ボン、日本カ−ボンといった黒鉛電極関連株が揃って大幅高となったことが目立っていた。上昇率で群を抜いていた東海カ−ボンは、昨年の10月からほぼ一本調子で3ヶ月間も下げつづけ、個別業績は度重なる上方修正を行いながら株価は半値に売り叩かれる異常な展開にようやく終止符が打たれた。

これらの黒鉛電極関連株については、市況のピ−クアウト説を材料に空売りが膨らみ、かつ歴史的な好業績ゆえに信用買いも集めるなど株価にとっては「重さ」が仇になった面は否定できない。

昨日の切り返しの動きを見る限り、折り返しの戻り売りはそれほどでもなく、ほぼ真空地帯であった。空売り筋も利食いの買戻しをするには十分すぎる悲観相場が連続してあったことで大半の仕事を終えているようだ。

ここからの強弱感対立はその他の銘柄の戻りに大きく影響する可能性が高い。昭和電工、東海カ−ボンが日経平均採用銘柄であることも反発局面で上昇に弾みがつくことが考えられる。大底打ち銘柄の本格反騰を期待したい。
(4004)昭和電工・・・・外部環境が大きく悪化しても、再度売り込みにくいだろう。その時は押し目待ちが押し寄せる。
(5301)東海カ−ボン・・・・売られすぎた反省が大きな反発力に。レシオ面でも格安銘柄だ。

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