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先週末のNY株式市場は4日続落となった。その間の時系列が−395.78ドル、−551.80ドル、0.95ドル、−178.74ドルだから下落幅としては大きな調整だ。日経平均が週初から200円程度の下げで済んでいることは日本株の方が下げ足が速かったからだろう。

このところ全体相場に引きずられてズルズルと力なく値を消し、需給が崩されては揉みあうことなく、ひたすら下値を切り下げる銘柄が目に付くようになった。日中足を見ると値頃感からの小反発を演じる事も無く「滑り台」型の定規で線を引くような下げトレンドだ。

それでいて「急落」感がどうも感じられない。まとまった売り物が成り行き売りで出されるようでもない。反転力を信じたものの、一向に上向かない株価にひとり、ふたり、と相場離散者が持ち株を手放す光景と見える。

その足取り(分足チャ−ト)が人間わざの結果とは思えないのだ。それがAIを駆使したシステム売買によるものかは判断できないが、冷酷にかつ気前良く下げ続ける。

株価が企業の業績動向や将来性を映すだけではない需給次第の「生き物」であることを痛感させられる。個人投資家に支持されてきた銘柄が、やがて自分達がつけた買い玉の重さを狙い撃ちにされ、売り崩されたタイプは最も難しい。株の需給改善につける薬は大幅下落による株主入れ替えしかない。相場の摂理と言おうか、厳しい世界である。
(7042)アクセス・・・あまりの売り込まれぶりに投資家の足が遠のいた。下げ一服のとき。
(4420)イ−ソル・・・このタイミングで上場来高値にツラ合わせは希少価値あり。組み込みソフト関連株としての切り口が頼もしい。

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