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株式投資をしていると実に不思議なことだらけである。業績が安定していて配当もしっかり出している会社がいつまでたっても割安に放置され、一方では決算書の中に、「継続企業の前提に重要な疑義あり」と注記されるような会社が急伸どころか5倍・10倍と大相場を演じることもある。

本日決算発表を予定している目玉企業は【5301】東海カ−ボンではないか。約2年半にわたり継続している黒鉛電極市況高騰の波に乗り、業績は一変している。2期前から営業利益は70倍(11億→740億)にまで拡大し、度重なる上方修正を交えて株価も10倍化した。

現在の業績水準を株価がしっかり反映しているのかといえば、予想PERは4.9倍といまひとつ割安に放置されている。

前回の決算発表では今期3度目の上方修正を行いながら株価は翌日から急落した。その後は好業績を評価されず、目先の値動きに乗じた売り崩しに弱含む日が続いている。

同じ黒鉛電極銘柄である昭和電工、日本カ−ボン、SECカ−ボンとも業績拡大は続くが、足元の業績に株価が刺激を受けることはないようだ。本日と明日以降の東海カ−ボンの値動き次第で、東京市場が業績相場を語れるマ−ケットなのかを判断したいところだ。
(4422)VALUENEX・・・・一両日の株価の底固さが目立つ。全般が落ち着けば上値を取りそうな銘柄。
(3998)すららネット・・・・出直り中。昨日の大きく切返しプラス引けは優秀な動き。

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