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私たちの社会は生産活動と消費で生まれる富みと税によって成り立っている。生産物の価値を正しく評価・認識するためには偽りのない品質性能が示されている前提で消費者がその価値に対する対価を支払う。そうした信頼関係を失うことは社会の重大な損失である。

大手鉄鋼メ−カ−であり、名門企業と言われても誰もケチをつけないだろう神戸製鋼で製品の強度を不正に書き換えて出荷していたと報じられている。

食品の賞味期限を誤魔化したり、産地を偽装したり、或いは排ガスや燃費の虚偽デ−タを申告・提示していたりと、行き過ぎた国産品信仰にあぐらをかいた日本人の堕落ぶりではないか。外国製品の悪口などとても言えたものではない。

一握りの社員の怠慢で会社が大穴をあける姿を他山の石にできないのが会社組織なのか。この件で神戸鋼が支払うことになる代償が然したるものでないとすれば、株主は安心するかもしれない。しかしそこは間違いで、株主こそ企業経営の怠慢を糾弾しなくてはいけない存在だと思う。
(6658)シライ電子・・・・株価は短期倍化。初押し待ちが控えるだけの業績。
(6707)サンケン電気・・・・出遅れ電子部品銘柄。

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