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2017年度の最低賃金の額が10月をメドに切り替わる。全国の中で最も高い水準となる東京は時給958円となりいよいよ時給1000円の大台も現実味を帯びてきた。
この数字を聞いて、私がはじめてアルバイトをした30数年前、上野のすし屋でもらった金額が時給600円（交通費なし）だったことを思い出した。その数年後からバブル景気に突入するのだが、当時でも時給1000円のアルバイトはザラにあった。
今回の最低賃金引き上げはどうも政策圧力を感じるのだが、現在の人手不足感からの需給要因も織り込めば上げ足は鈍いと言わざるを得ない。
これまで学生アルバイトが普通だったファ−ストフ−ド店やコンビニでも年配のパ−トアルバイトが多いことに気づく。むしろ大学生のアルバイトを見かけない。
最低賃金で募集しても人は集らないから、実勢はすでに時給1000円を超えている仕事場は多い。1日フルタイム働けば1万円ちかくになる。「老後はのんびり」というのはいけない発想になりそうだ。
（3932）アカツキ・・・ＭＡ25にさしかかり立て直しなるか週明けからが正念場。
（6696）トランザス・・・3000円前後を心理的なフシとして値固め。そろそろリバウンドがありそう。
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