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今朝の日経朝刊は大見出しで「ヤマト、全面値上げ」と打っている。このところの日経が「働き方改革」を取り上る一方で、同時に進む人件費高騰と労働力不足のしわ寄せで労働環境が悪化する物流業界を取り上げてきた。

慢性的なドライバ−不足や、過剰なまでの付加サ−ビスを強いられてサ−ビス残業が常態化する業界を「物流クライシス」として特集を組んできた。

顧客はサ−ビスの質と量に応じた料金を払うのは当然だ。仕事の依頼者が受注者を泣かせるような従属的な関係はそこで働く従業員を泣かせることになる。

今回のヤマト運輸の値上げは27年ぶりだという。その間、個別宅配はECビジネスの発達で荷物量は激増したものの、「豊作貧乏」状況だ。労働集約型の企業は人集めさえ厳しくなり、働きやすさを取り入れるには、提供サ−ビスをも変えなければならない時代になったということだ。

宅配便の値上げは当然だろう。今後、値上げをすることで仕事量を調整する動きが人集めに苦労する業界を中心に広がるかもしれない。タダで商品が届くことが誰かの犠牲によるなら、店頭販売モデルが復権するかもしれない。
(3558)ロコンド・・・・・このところのIPO市場ではセカンダリ−が機能する環境。3月IPOの先陣を切る銘柄であり初値買いに妙味。

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