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今週、監視する主な銘柄は以下のとおり。週明けの東京市場は目立った外部環境の悪化が見当たらないことから日経平均で次のフシ目となる半年前につけた戻り高値17613円へにじり寄る展開となろう。

戦後の株式市場において、売り買いの材料として取り上げらなかった2国間関係の最たるのもが日ロ関係ではないだろうか。日米・日中・日欧といった政治と経済の密着面の大きさからすれば、せいぜい過去にル−ブルの通貨危機のときに日本がとばっちりを受けた程度で投資家にとってもほとんど無視できる対象国扱いの旧ソ連、ロシアであった。

その日ロ関係に動きが出てきたのは確かなようだ。11月にはペル−で、12月には山口県長門市で日ロ首脳会談が予定されている。戦後70年以上もの間、互いに相手の経済力を必要としてこなかった不思議な2大国が距離を詰めようとしている。

このところにわかに日ロ経済協力の新展開を先取りするような個別株物色が見られるようになってきた。【4616】川上塗料の急伸をはじめ、日ロ貿易に実績のある会社のピックアップがはじまっている。物事が現実となる前に、まず株式市場が囃し立てるのが正常な資本主義の有り様である。それを見て世の中が付いてくることも往々にしてある。そうした関連株の物色人気は年末まで持続しそうな勢いである。
(9066)日新・・・・・国際物流大手。業績は堅実そのもの。
(4616)川上塗料・・・・・パイプライン用塗料を扱う。目先の仕手化は日ロ関連相場の華となろう。
(3753)フライト・・・・・2013年の大相場の記憶が甦る。

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