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昨日の東京市場は、一昨日の大幅安を一気に取り戻す上げっぷりの良さであった。熊本大地震と円高予想がミックスした不安心理の膨張が月曜日の下げなら、昨日の上げはそのような悲観論に対する反抗心のようなものか。
今回の地震災害をうけた相場展望を考えると、どうしても東日本大震災直後の経済合理性からは到底説明不能な急激な円高に見舞われた当時を思い出す。
あれだけの経済・人心ともに大きなダメ−ジを受けながら、被災国の円が急伸し当時のＧ7が10年ぶりの協調介入実施にまでに至った事実がトラウマとなっている。
昨日は（4565）そ−せいが3800円高の24960円の年初来高値まで買い進めれている。ここ数ヶ月の創薬バイオベンチャ−株の株価は「うなぎ上り」状況だ。かつてのガンホ−やミクシィといったゲ−ム関連株人気に匹敵する大相場と形容できるだろう。
2017年3月期企業業績に対する自信の無さから、主力どころに停滞感がつきまとう以上、この手の材料株の活躍余地は一段と広がっている。そ−せいに続く2番手・3番手銘柄にも買いの手が集中しそうだ。
（4587）ペプチドリ−ム・・・・・再度7000円に突っかけてきた。高値圏ではあるが上値を試す強調展開へ。
（3751）日本アジアグル−プ・・・・ドロ−ン関連事業を手がけ値頃感から目先妙味あり。
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