↓↓現在ランキング6位です。ランクUPの応援クリックをお願いします!!。


総合商社の両雄である三菱商事と三井物産の業績悪化が表面化してきている。23日に三井物産が1900億円の黒字予想から700億円の赤字に、24日には三菱商事が3000億円の黒字予想から1500億円の赤字に、ともに最終利益が赤字に転落すると発表している。あらためて世の中の移り変わりの速さに呆然となる。

ほんの数年前までは、総合商社は中国経済の驚異的拡大に牽引された資源価格の高騰をとらえ、世界各国の資源権益ビジネスに積極展開するなど「和製メジャ−=総合商社」とばかりに大型開発や権益確保に奔走してきた。

今回、下方修正した振れ幅の大きさに、その成功も一瞬の輝きと映ってしまう。原油価格が1バレル100ドル以上で推移した時期には、その権益ビジネスが称賛の的であった。中国経済がこのまま未来永劫の高度成長を遂げるだろう幻惑につまづいた格好だ。

儲けも大きいが、しくじったときに立ち直れないほどの傷を負うようなビジネスにのめり込んでいたとするならば今回の両社の赤字転落の衝撃度は根深い。この赤字が一時の損切りなのか、業績低迷の入り口なのか、総合商社の正念場である。
(3807)フィスコ・・・・・昨日の引け味は良いものだった。まだ上昇余力を残す強さだ。
(6323)ロ−ツェ・・・・・上値挑戦への気運高まる。

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 今日の記事内容が「参考になった!!」「よかった!!」と評価していただける方にクリックをお願いしております。明日の執筆の参考にいたします。