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昨日の東京市場は日経平均が895.15円安となり大きく下落した。大引け以降の世界各国の株式市場が軒並み急落し、頼みの綱であるNY株式市場も一時1000ドル安をつけるなど大荒れの週初となっている。

昨夜の日経平均先物がNYダウ暴落の先取りをする形で一時1200円を超える水準をつけ、円相場が一瞬で116円まで急騰するなどあきらかにパニック的な動きが見られた。下落相場のピ−クであるセリングクライマックスをこなしての今日の取引となる。

今日の東京市場には自律反発とはいかなくとも、下げ止まり感を感じさせるような意地を見せて欲しい。寄り付き直後の投売り安は追証回避か強制決済玉のもので織り込み済みだ。余力があればあわてて自ら暴落の手伝いをする行為は戒めたい。

東京市場は明らかに常軌を逸した下げを演じている。日経平均で500円安をつけてから一転500円高も十分ありうる位置にきている。

主力株のうち何か1つの銘柄が戻しに転じると一気に周辺銘柄に買い戻し気運が高まるのが常である。「今日の前場が目先の底だろう」と考える。オ−バ−シュ−トがロングシュ−トであったとしてもあと1日づれる程度のことであろう。
(1803)清水建設・・・・相場反転はゼネコン株の反撃からだろう。特にこの銘柄が反発の指標として機能するはずだ。