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今日の東京市場は日経平均で15300円台での小動きに終始しそうだ。NY市場が反発しており、特に嫌な材料もないことから、向かうところは昨日大きく反落した銘柄の反発期待の短期売買となる。

昨日、久しぶりに大手証券の株式部長から当面の相場見通しを聞く機会を得た。もう10年以上、株式売買は100%ネット証券を利用している。証券会社の店内のクイック(株価端末)をいじることもなく、対面取引はご無沙汰だ。久しく証券マンとは縁遠くなっていた。

ふと感じたことだが、他人の相場観を聞くことからいつの間にか疎遠になっている自分に気づいた。「情報はネットからいつでも、いくらでも取れる」と思い上がっていた。

相場見通しから、経済情勢、金融情勢、企業業績の動向などそれぞれを断片的でなく関連付けて説明してくれた。PCで拾えるような見出し記事と数行の解説記事を確認することで分かったような気になっている自分に気づき、「もっと謙虚にならなくては」と反省する良い機会であった。

その株式部長は、昔の証券マンほど威勢は良くないが、話の中で勧めてくる具体的銘柄の先行きには「これは勝てると思います」と穏やかに締めくくるのが印象的な人物だった。

約1時間半、午前中の相場を全く確認できなくなるほどの談笑であった。氏曰く、「年内日経平均18000円、円相場は年末に108円、NYダウは18500ドル」だそうである。そこで勧められた銘柄については・・・・・・・。
(9424)日本通信・・・・・再び増担の試練。「MVNO(仮想移動体通信事業者)関連株は息の長い相場を演じる可能性がある。雨ニモマケズ、風ニモマケズ、増し担ニモメゲズ。サウイフモノニ ワタシハナリタイ。」と書いたのは今年4月21日、当時も増担を食らったばかりの株価458円の時だった。そこからここまで、株価は踏まれても・踏まれても這い上がってきた。競馬なら「息を入れ」「手前を替える」ようなものなのだ。

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