トヨタの第三四半期決算発表をうけてその材料消化について現状の実態悪を嫌気するのか、通期での回復傾向を評価するのかが注目された。決算明け後の昨日は5%高と大幅高となり市場関係者は現在悪と通期の見通しより、春以降の来期に期待感をもってきているようだ。それだけ市場の体温が回復してきているのだろう。2012年3月期は多くの企業が震災と超円高の影響を受け厳しい業績動向となったが、世界的な金融緩和政策と主要通貨安、株高を起点にした景気回復を享受しうる力のある国際優良企業はV字回復をとげることも期待される。

日経平均の9000円乗せから10000円乗せを睨んだ強気筋が増えてきている。ここからはやや古めかしい呼び名となるが重厚長大産業株にも世界的金融緩和による外人買いが入ってくるだろう。その目安としては(5401)新日鉄や(7011)三菱重工が連日10円高以上で買われる日が出てくることだ。これまでの傾向では本気の外人買いが始まると、まず大手不動産を強力に一本釣りすることが多いので不動産セクタ−の監視が必要だ。

全体相場が暖まりジリ高傾向が継続する展開になると、空売りもじりじりと積み上がってくる。(3632)グリ−は取り組み株のシンボル的存在になるだろう。業績拡大がつづくSNS関連株は底堅い動きが継続するだろう。

(3632)グリ−・・・・・・高値圏でスピ−ド調整となったきたが、取り組みが下支えする。
(2432)デナ・・・・・・グリ−とボ−ドに並列させよう。
(3659)ネクソン・・・・オンラインゲ−ムの最出遅れ。大手証券がいずれも高評価。


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