今日の東京市場は、海外安で朝をむかえたが為替市場で円が77円に戻してきたことを手がかりに昨日つけた震災後の新安値より急反発して取引を終えた。何度も触れてきたように9月という最も動きづらい時期に欧州・米国の財政不安に端を発した、世界的な景気の先行き懸念というなんとも消化のしずらい材料に直面した東京市場が、何の抵抗もできずに震災後の安値に沈んだのはいつものコ−スを歩んだにすぎないのかもしれない。

さすがに値頃感も台頭してきてはいたが、震源が国内の材料ではないことに様子見気分を振り払って買いにいける向きは少なかったかもしれない。現在NYが急反発してはじまってきていることから、明日は為替を引き続き注視しながら買い戻しの展開となるだろう。

ここでの銘柄は大きく下げてきた輸出関連株がリバンド力があるだろう。政府が円高対策を口にするようになってきたことは、新首相が財務大臣経験者であることが有意にはたらいていると言っていい。介入も含めて為替に無策であったこれまでの政権とは一線を画す姿勢をマ−ケットに示すことは重要である。(dfb)

(4205)日本ゼオン・・・・・・ゴ−ルドマンが強気設定。目標値980円にはまだ相当の値幅がある。取り組み良好で踏み上げ期待も。
(5214)電気硝子・・・・・値頃感たっぷりの700円台。ボラがあるのでデイトレ向き。ディスプレイ云々は考えないほうがいい。ここは値幅稼ぎ対象と割り切りたい。
(6135)牧野フライス・・・・機械株は先週の下げ相場で勢いが良すぎるくらい下げたひとつだ。この水準は一発期待感が高まる。
全般、低位大型株が買われるような展開は想定していない。中小型のなかでも中型クラスで商いをこなせるものを手がけたい。
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