今日の東京市場は、NY高、円安をうけしまった1日となった。大手不動産がしっかり。まんべんなく小高い銘柄が見られた。注目は株主総会のあった東京電力。朝方先取り買いも見られたものの、続かず一進一退の攻防となり、結局前日比変わらずで引けてきた。メディアは例によってセンセ−ショナルに伝えていたが、平時でも怒号が止まないのが株主総会。大荒れなどと伝える局がほとんどだが、終わってしまえば材料出尽くし。明日以降がたのしみの展開となってきた。

ここにきて、原発絡みの悪材料に大きく反応しなくなってきたようだ。やれセシウムが出たとかポンプが詰まったとか絶え間なくでる情報に、投資家に免疫ができ、相場が神経質に反応をしなくなってきたようだ。

東京電力の現在300円という株価に引き寄せられる向きは多いだろう。NYが堅調でも復興特需を先取りするような主力株相場を想定する向きは少なく、結局、材料株一本釣り相場の主役として東京電力の人気は継続するだろう。いざ停電となれば、東京電力たたきに火がつきかねない状況にあることは肝に銘じたい。

東電買いの参加者は、節電協力に努めないといけない。(dfb)

(9501)東京電力・・・・・株主総会も通過。冷温停止の環境整備状況に注意。
(4272)日本化薬・・・・・大幅高。スイング最適と。野村の1100円説は買い安心感を誘う。
(6506)安川電機・・・・・調整完了。スイッチが入った。
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