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昨日の東京市場は5日振りの反発となった。新型肺炎拡大の情報に慣れてきたのか、逆行高してきたマスク関連株に利食い売りが出て大幅安となる一方で遠隔診療などの新たな物色テ−マ株が上げ出している。

円相場が全面安となってきた。現在111円台半ばまでの円安となっている(日本時間7:45)。これまでの株式市場なら「円安→株高、円高→株安」と答えが決まっていたが中長期的に見てこの思考回路に変更が迫られるかもしれない。

円安なら国内輸出企業を見る目は買い安心としてきた。実態はさほどの影響も無く、かえって円安の方が国内に調達する際の価格上昇圧力として働くことになるから株式市場の思い込みの面もある。

円売りは「日本売り」であり、デフレ再来が忍び寄るいま、輸入製品高で家計の消費余力がさらに圧迫されるだろう。今後、円安を警戒するム−ドが出来上がるかもしれない。
(6034)MRT・・・・・「遠隔診療」という新テ−マを求めるならココだろう。

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