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昨日の東京市場は新型コロナウイルスの感染拡大懸念によるNY株安を振り払うような急伸ぶりとなった。これまでの下落幅が歴史的なものであるだけにここが買い場と見る投資家の押し目買いでしっかりしはじめた兆候と見たい。

株をはじめて35年間の中で数度の暴落相場を経験してきたが、底打ち反転の初動で安く仕込めた玉をわずかな利幅で売ってしまう愚行を繰り返してきた。その経験から言えることは「暴落後の最初の逆回転相場は数日間続く」というものだ。

投資家の多くは直前に経験している暴落相場で、少しでも株を持っている時間を短くして細かくみじん切り売買で小銭を稼ぐことに熱を上げてしまう。

しかしそれだと、売った値段よりさらに高いところを飛びつかないと次の勝負に参加できない。そうした投資家の買いがさらに反転相場の上昇速度を早め、置いてきぼりを食わされる投資家が指をくわえて反発相場に乗り遅れてしまう。

今日の市場は買い安心感で終日高いだろう。オリンピック延期も懸念材料のひとつが明確になったとして悪材料にはならないはずだ。株高に勝る景気対策は無い。
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(4800)オリコン・・・高配当、最高益銘柄として株価大崩壊の修正がはじまりそうだ。

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