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今日の東京市場はウクライナ周辺地域からロシア軍の一部が撤収したとのニュースでNYダウ、ナスダック指数とも急反発したことを好感して買い先行のはじまりだ。今朝の日経新聞でも記事なっていたが市場のムードを最悪にしてきたマザーズ市場の底割れ安に歯止めがかかることがなにより必要だろう。

現在のマザーズ市場を象徴する動きはHENNGEに集約されそうだ。本日も売りが売りを呼ぶ展開でひたすら売り込まれる状況だ。ここまで売られても一向にリバウンドを入れない動きは近年稀に見る銘柄のひとつと言ってよい。

HENNGEが直近で発表した決算内容は決して悪いものではない。ただ需給が一気に下げる方向に傾き、貸借銘柄ゆえそこに徹底的にチャートを破壊しても空売りがさらに被さってくる循環を断ち切れない。

この状況は由々しき事態である。日本の新興市場の株価が投資家のオモチャにされれば、企業経営者の事業意欲を破壊するだろう。投資家の思い上がりにも限度がある。
(4374)ロボペイ・・・・14日の決算発表を受けて昨日は400円ストップ安と値下がり率トップになった。投資フェーズのアナウンスの仕方が稚拙な企業は残念極まりない。
(4475)HENNGE・・・・とことん売りまくられる。参加者の大半が空売りという異常事態が続く。

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