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ビジネスにかかわるスピ−ドを上げることで得られる経済的便益の総称を「速度の経済性」というが、今日のような高度な技術開発競争の現場においては、なおさらスピ−ドは成功の鍵であるようだ。

これまで日本企業は韓国・中国企業の常に先を走ってきた。新製品を開発・供給するスピ−ドそのものが競争優位の源泉となる考え方で正解であった。先行者利益の法則がある程度は通用してきた。

しかし、もうそうしたビジネスの定石は装置産業では完全に崩壊している。今朝の日経1面は「中国、液晶で世界一に」。「液晶のシャ−プ」はすでに延命装置なしには存続しえない状況にまで陥っている。結果論になるが、そこには「先行者不利益の法則」が透けて見える。

どんなに多額の研究開発費を投入し先端技術を研ぎ澄ましても、その半年後に製造装置さえ工場に並べればあとは価格競争に持ち込まれギブアップとなる。開発企業を上回る生産能力さえ揃えれば、天下を苦労なく取れる嫌な時代である。

かつて皐月賞とダ−ビ−を制したミホノブルボンという快速馬がいた。先行逃げ切りの小気味いいサラブレッドだった。クラシック3冠を賭けた最後のG1レ−ス菊花賞で最後の直線で力尽きてしまった。

ミホノブルボンは逃げ切ろうとして先頭を走ったのではない。そのマイペ−ス(性能)に他馬がついていけなかっただけであると聞いたことがある。この馬の最後のレ−スとなった菊花賞は充実感にあふれていた。ゴ−ルがあと200M先にあっただけのことであると今でも信じている。先を走る者は後を行くものより何倍もの勇気と強さがいるのである。たかが競馬、されど競馬である。


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